特許
J-GLOBAL ID:200903023531007765

油圧式動力伝達継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098395
公開番号(公開出願番号):特開平5-296262
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達継手に関し、ABSとの干渉を防止し、重量を低減することを目的とする。【構成】入出力軸の一方に連結される第1回転部材と入出力軸の他方に連結される第2回転部材の間に、第1回転部材のカム面17に突起33を係合して回転方向により所定の位置に回動自在に設けられ、フライホイール部34と開放孔35を有し、トルク伝達時には継手内部の高圧路31を閉止し、急減速時には、フライホイール部34により高圧路31を開放孔35に連通させる弁体32と、弁体32と前記第1回転部材の間に設けられ摩擦抵抗を与える摩擦部材36とを備えるように構成する。
請求項(抜粋):
相対回転可能な入出力軸間に設けられ、両軸の回転速度差に応じた量の流体を流動させ、流体の流動抵抗により入出力軸間の伝達トルクを制御する油圧式動力伝達継手において、前記入出力軸の一方に連結される第1回転部材と入出力軸の他方に連結される第2回転部材の間に、第1回転部材のカム面に突起を係合することで回転方向により所定位置に回動自在に設けられ、フライホイール部と開放孔を有し、トルク伝達時には継手内部の高圧路を閉止し、急減速時には、前記フライホイール部により高圧路を前記開放孔に連通させる弁体と、該弁体と前記第1回転部材の間に設けられ摩擦抵抗を与える摩擦部材とを備えたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。

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