特許
J-GLOBAL ID:200903023536350395
NC工作機械における切削誤差補正方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331214
公開番号(公開出願番号):特開平9-150348
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 旋盤およびその他の切削加工にも適用でき、短い加工所要時間で十分な寸法精度を得ることのできるNC工作機械における切削誤差補正方法を提供すること。【解決手段】 設定切込み量でワークを切削したときにバイト1の切込み方向に作用する押圧力を求め、該押圧力により加工経路上の各工具位置(z0〜z8等)でワーク3を押圧したときに生じるワーク3の撓み量αを加工経路上の各工具位置に対応させて予め測定し、非測定部分の撓みαについては直線補間により求める。同一ワーク3の加工に際し、工具位置に応じて前記撓み量に相当する分の過剰切込みを加えることにより、ワーク3の撓みによる加工誤差を解消し、加工精度を向上させる。ワーク3が撓んだ状態で加工しても加工精度が損なわれないため重切削が可能となり、加工所要時間が短縮される。
請求項(抜粋):
設定切込み量でワークを切削したときに工具の切込み方向に作用する押圧力を求め、該押圧力により加工経路上の各工具位置でワークを押圧したときに生じるワークの撓み量を加工経路上の各工具位置に対応させて予め測定記憶しておき、同一ワークの加工に際し、工具位置に応じて前記記憶した撓み量に相当する分の過剰切込みを加えることで加工済ワークの寸法精度を確保することを特徴としたNC工作機械における切削誤差補正方法。
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