特許
J-GLOBAL ID:200903023537848885

電力取引決定方法、その装置およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-413051
公開番号(公開出願番号):特開2005-176495
出願日: 2003年12月11日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】 発電事業者の効用を最大にするために、不確定要因による発電事業者の収益への影響度について定量的に把握し、収益とリスクのトレードオフ関係を定量的に把握可能な電力取引の決定方法を提供すること。【解決手段】 情報格納手段を有するコンピュータが、需要家の電力需要特性に関する情報を格納する手順と、事業収益に関する情報を格納する手順と、収益とリスクとのトレードオフの関係を示す指標値を取得する手順と、電力供給に関する制約条件を取得する手順と、リスクおよび収益に関する項を含んだ効用関数を、格納された情報ならびに指標値に基づいて効用関数を定式化し、効用関数を最大にする需要家ポートフォリオを、制約条件の元で、所定の最適化手法を用いて導出する手順と、導出された最適な需要家ポートフォリオを出力する手順とから構成される電力取引決定方法を課題の解決手段とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電力を複数の需要家に販売する効用を最大にするために、最適な電力の供給先となる需要家およびこの需要家に供給する電力の配分比率を含んだ需要家ポートフォリオを、情報格納手段を有するコンピュータを用いて決定する電力取引決定方法であって、 前記コンピュータが、 a)需要家の電力需要特性に関する情報を前記情報格納手段に格納する手順と、 b)事業収益に関する情報を前記情報格納手段に格納する手順と、 c)収益とリスクとのトレードオフの関係を示す指標値を取得する手順と、 d)電力供給に関する制約条件を取得する手順と、 e)リスクに関する項および収益に関する項を含んだ効用関数を、前記情報格納手段に格納された需要家の電力需要特性に関する情報および事業収益に関する情報ならびに前記手順c)で取得した指標値に基づいて前記効用関数の各項の定数を算出して定式化し、前記効用関数を最大にする最適な需要家ポートフォリオを、前記手順d)で取得した制約条件の元で、所定の最適化手法を用いて導出する手順と、 f)前記手順e)において導出した最適な需要家ポートフォリオを出力する手順とから構成されること、 を特徴とする電力取引決定方法。
IPC (3件):
H02J3/46 ,  G06F17/60 ,  H02J3/00
FI (3件):
H02J3/46 G ,  G06F17/60 110 ,  H02J3/00 B
Fターム (6件):
5G066AA02 ,  5G066AA05 ,  5G066AE05 ,  5G066HA15 ,  5G066HA17 ,  5G066KB01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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