特許
J-GLOBAL ID:200903023540379101

磁気抵抗効果ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163786
公開番号(公開出願番号):特開平11-016126
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 記録ギャップ変形を低減して記録ビット境界の曲がり変形を防止できるMRヘッドを提供する。【解決手段】 強磁性体からなる上下のシールド磁性層32,33間にそれぞれ絶縁層30,31を介して、所定の長さと幅をもつ少なくともMR素子層23等よりなる中央能動領域部20を設け、中央能動領域部20の両側に連接して縦バイアス層25,28および電極層26,29よりなる受動領域部24,27を設けてなっている。下シールド磁性層33は、頂部の平坦中央部33aとの両側の傾斜裾部33b,33cで山形状に形成される。この平坦中央部上33aに中央能動領域部20を設け、傾斜裾部33b,33c上にこの傾斜を埋めるようにして平坦化して受動領域部24,27を設ける。したがって、絶縁層31と上シールド磁性層32も平坦に設けられ、その平坦な上シールド磁性層32上に記録ギャップ36を平坦に設ける。
請求項(抜粋):
強磁性体からなる上下のシールド磁性層間にそれぞれ絶縁層を介して、所定の長さと幅をもつ少なくとも磁気抵抗効果素子層よりなる中央能動領域部を設け、この中央能動領域部の両側に連接して縦バイアス層および電極層よりなる受動領域部を設けてなっている磁気抵抗効果ヘッドにおいて、前記下シールド磁性層は、山形状に形成された頂部に平坦な中央部と、この平坦中央部の両側に連接した傾斜裾部とを有し、前記平坦中央部上に前記中央能動領域部が設けられ、前記傾斜裾部上にこの傾斜を埋めるようにして平坦化された前記受動領域部が設けられていることを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。

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