特許
J-GLOBAL ID:200903023543223978

圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201942
公開番号(公開出願番号):特開平5-044674
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、冷媒の変更に伴って使用温度が上昇た場合においても、圧縮機を構成する摺動材の寸法変化や硬度低下が少なく安定した耐摩耗性および耐久性を発揮する圧縮機を提供することにある。【構成】本発明に係る圧縮機は、鋳物製シリンダ内面に摺接し、偏心回転運動をするローラと、このローラと接触してシリンダより出入するベーン材とを備える圧縮機において、上記ローラを、重量%でNiを1〜8%、Crを0.5〜3%、Moを0.5〜3%、Cuを0.2%以下、Cを1〜2.5%、残部Feから成る焼結合金であり、合金のオーステナイト組織の面積率が5%以下であると共に鉄酸化物の含有量が容積%で5〜10%である焼結合金から形成する一方、上記ベーン材を、重量%でCrを3.9〜4.4%、Moを4.9〜20%、Wを5.6〜6.5%、Vを0.5〜2%、Cを0.8〜2%、残部Feから成り、オーステナイト組織の面積率が5%以下である合金から形成して構成される。
請求項(抜粋):
鋳物製シリンダ内面に摺接し、偏心回転運動をするローラと、このローラと接触してシリンダより出入するベーン材とを備える圧縮機において、上記ローラを、重量%でNiを1〜8%、Crを0.5〜3%、Moを0.5〜3%、Cuを0.2%以下、Cを1〜2.5%、残部Feから成る焼結合金であり、合金のオーステナイト組織の面積率が5%以下であると共に鉄酸化物の含有量が容積%で5〜10%である焼結合金から形成する一方、上記ベーン材を重量%でCrを3.9〜4.4%、Moを4.9〜20%、Wを5.6〜6.5%、Vを0.5〜2%、Cを0.8〜2%、残部Feから成り、オーステナイト組織の面積率が5%以下である合金から形成したことを特徴とする圧縮機。
IPC (4件):
F04C 29/00 ,  C22C 38/00 304 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/56

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