特許
J-GLOBAL ID:200903023548502662
光中継方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114359
公開番号(公開出願番号):特開平5-316042
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】光信号を電気信号に変換することなしに、光信号を直接増幅する光直接増幅器を用いる中継器で回線障害の発生時に光信号を折り返す。【構成】上り回線でA・B局の間に断障害が発生した場合、B局では光信号が途絶えるため入力断検出回路13Eが入力断を検出し、その制御信号で光シャッタ14Wを開けて上り光カプラ2Eへ光信号が進む。光カプラ2Eでは下り回線の光信号が折り返されて上り回線に送出される。また、入力断信号でB局の励起用半導体レーザ10Wの電流を流さないように制御し光カプラ2Wの出力の光信号は波長分割多重器6Wで減衰して、A局下り(W)まで到達できない。同様にA局の入力断検出回路13Wが動作し、A局上り(E)に入力された光信号は折り返されA局下り回線に送出される。
請求項(抜粋):
入力された光信号を2つに分ける第1の光カプラと、この第1の光カプラの出力の一方から入力される光信号の有無を判別する入力断検出回路と、前記第1の光カプラの出力の他方から入力される光信号を一方向のみに通過させる第1の光アイソレータと、第1の制御回路で制御される励起用半導体の第1のレーザの出力光を前記第1のアイソレータの出力光と多重する第1の波長分割多重器と、この第1の波長分割多重器の出力光を光直接増幅するエルビウム添加の第1のファイバと、この第1のファイバの出力光を分岐し反対方向に伝送されている光信号を合流する第2の光カプラと、この第2の光カプラの光出力の一方を遮る光シャッタと、前記第2の光カプラの他方の光出力を光直接増幅する第2の光ファイバと、第2の制御回路で制御される第2のレーザの出力光を前記第2の光ファイバの出力光と多重する第2の波長分割多重器と、この第2の波長分割多重器から入力の光信号を一方向のみに通過させる第2のアイソレータとで構成され、互いに反対方向の信号に対応した一対の光中継器であって、一方の伝送信号の前記入力断検出回路の出力信号により他方の光中継器の第2の制御回路と前記光シャッタとを制御することを特徴とする光中継方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-247033
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特開平3-205929
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特開平4-023628
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