特許
J-GLOBAL ID:200903023555298426

高強度非調質鋼部品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-208964
公開番号(公開出願番号):特開2001-030036
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 熱間鍛造による自動車部品の製造において、鋼を熱間鍛造後、直接、油冷して、穴明けを主体とする、機械加工性に優れ且つ耐座屈性、耐疲労性に優れた高強度部品を製造する。【解決手段】 C:0.05〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Cr:0.30〜1.50%、B:0.0005〜0.0050%、Al:0.010〜0.100%、N:0.010%以下(以上、重量%)を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、更に、次式、P1=C+(Mn/20)+(Cr/20)で算出される表面硬化パラメータP1が、0.15〜0.25%の範囲内で、且つ、次式、P2=Mn+Crで算出される内部硬化パラメータP2が、1.20〜2.80%の範囲内にある鋼材を熱間鍛造し、次いで、直接油冷を行い、このようにして得られた鋼材の表面のロックウェルC硬さを25以上、35未満、表層から2mm以下の内部のロックウェルC硬さを、表面硬さより低く、且つ、20以上、30未満とし、そして、機械加工する。
請求項(抜粋):
C :0.05〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Cr:0.30〜1.50%、B :0.0005〜0.0050%、Al:0.010〜0.100%、N :0.010%以下(以上、重量%)を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、更に、下記(1)式、 P1=C+(Mn/20)+(Cr/20) ---(1)で算出される表面硬化パラメータP1が、0.15〜0.25%の範囲内で、且つ、下記(2)式、 P2=Mn+Cr ---(2)但し、上記(1)および(2)式中の各元素は、重量%表示による鋼材中の各含有率の値、で算出される内部硬化パラメータP2が、1.20〜2.80%の範囲内にある鋼材を熱間鍛造し、次いで、直接油冷を行い、このようにして得られた鋼材の表面のロックウェルC硬さを25以上、35未満、表層から2mm以下の内部のロックウェルC硬さを、表面硬さより低く、且つ、20以上、30未満とし、そして、機械加工することを特徴とする、高強度非調質鋼部品の製造方法。
IPC (5件):
B21J 5/00 ,  B21K 1/14 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/38
FI (5件):
B21J 5/00 A ,  B21K 1/14 Z ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/38
Fターム (4件):
4E087AA10 ,  4E087BA02 ,  4E087CB01 ,  4E087HA34
引用特許:
審査官引用 (1件)

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