特許
J-GLOBAL ID:200903023557879400

塩水涵養井戸及びそのさく井方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大城 重信 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-078361
公開番号(公開出願番号):特開平8-246780
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 地上の雑菌・農薬等の有害物や降雨による淡水の井戸内への浸入を阻止し、且つ揚水により塩水の平衡バランスを崩すことがなく、常時イオン濃度が高く安定し、無菌状態に近い地下深層海水の取水を可能にする。【構成】 試堀工程、電気伝導度測定工程、揚水試験工程を経て得られた、地質構造、電気伝導度、自然水位、淡水層及び塩水帯水層の厚さ、水位の降下、水の伝導度の変化等のデータを基に本掘削する。本掘削では表土15を除去し、石灰岩の表面に止水層4を形成する前処理工程を行ってから、外井戸1次いで塩水帯水層内に達する内井戸5を掘削し、一定濃度の塩水が滲出する位置に取水孔7が設けられ他の部分が不透水性なっているケーシングを固定する。
請求項(抜粋):
塩水帯水層を有する地盤にさく井される塩水涵養井戸であって、不透水性の外井戸用ケーシングで形成された外井戸、上端部が前記外井戸用ケーシングの下方部内との間に隙間を有して嵌合し、該隙間には防水材が充填され、下端部が一定濃度の地下浸透海水が滲出する塩水帯水層に達するように設けられ、該塩水帯水層内の一定区間に取水孔が設けられた内井戸用ケーシングで形成された内井戸とからなり、前記外井戸及び前記内井戸が淡水層及び汽水層から遮断されていることを特徴とする塩水涵養井戸。
IPC (2件):
E21B 43/00 ,  E03B 3/15
FI (2件):
E21B 43/00 B ,  E03B 3/15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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