特許
J-GLOBAL ID:200903023558247270

金属管の増肉加工熱処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 乗松 恭三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-257290
公開番号(公開出願番号):特開平9-076011
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 角形管等の金属管に局部増肉加工及び熱処理を施した際に形成した厚肉部断面に生じるゆがみを防止する。【解決手段】 増肉加工すべき角形管1内にあらかじめ熱処理用ダイス10をセットしておき、その角形管1に圧縮装置3で圧縮力を加えた状態で、加熱装置4で角形管を局部的に加熱して加熱部5を形成し、その加熱部5を角形管に対して長手方向に移動させることで、増肉した厚肉部1Aを連続して形成し、その厚肉部1Aを補助加熱装置9で加熱して熱処理加熱部26を形成し、その熱処理加熱部26を厚肉部の長手方向に移動させて厚肉部全体を熱処理する。この増肉加工及び熱処理時に角形管1の内側にセットされた熱処理用ダイス10が厚肉部1Aに生じようとするゆがみを防止し、良好な断面形状の厚肉部1Aを形成可能とする。
請求項(抜粋):
増肉加工すべき金属管内に、増肉加工によって形成される厚肉部の内側に位置するように、その厚肉部の長さ以上の長さを有する熱処理用ダイスをあらかじめ挿入しておき、この状態で、前記金属管の長手方向の小領域を加熱装置で局部的に加熱して赤熱状態の加熱部を形成し、該加熱部を金属管の長手方向に相対的に移動させながら該加熱部に金属管の長手方向の圧縮力を付与して順次増肉させ、且つ前記加熱部の後端部分を増肉直後に冷却することによって、金属管を連続的に増肉させて、前記熱処理用ダイスの外側に厚肉部を形成し、その後、その厚肉部の内側に熱処理用ダイスを位置させた状態で前記厚肉部を熱処理することを特徴とする金属管の増肉加工熱処理方法。
IPC (4件):
B21C 37/16 ,  B21J 1/06 ,  B21J 5/08 ,  B21K 21/16
FI (4件):
B21C 37/16 ,  B21J 1/06 Z ,  B21J 5/08 Z ,  B21K 21/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭52-000470
  • 特開昭60-012244

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