特許
J-GLOBAL ID:200903023558471307

すべり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073962
公開番号(公開出願番号):特開平7-259858
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 摩擦抵抗の低減と打音の低減とを同時に達成可能なすべり軸受1を提供する。【構成】 すべり軸受1の摺接面1Aには、軸方向全域にわたって螺旋状の溝1Bが形成されており、上記螺旋状の溝1Bの山部1aの高さは次のように設定している。上記螺旋状の溝1Bを軸方向に断面した際におけるすべての山部1aの断面積の合計と、すべての谷部1bの断面積の合計とが同じとなる位置に,軸心と平行な仮想の基準線Lを求める。そして、上記基準線Lから山部1aの頂点1a’までの高さを2μmないし8μmに設定する。【効果】 上記谷部1bによって形成される空間によって潤滑油の供給量を増大させることができ、それによって摩擦抵抗の低減と打音の低減とを同時に達成できる。
請求項(抜粋):
摺接面の円周方向に伸びる環状の連続した山、あるいは不連続な山を軸方向に多数形成して、軸方向の断面における山形をした各部分の合計の断面積と谷形の凹部となる各部分の合計の断面積とが同一となる位置に各山形の部分と交差して軸心と平行な仮想の基準線を求めて、上記仮想の基準線から上記山形の頂点までの高さを△Cとし、上記谷形の凹部の底部から山形の頂点までの高さをhとしたときに、横軸に上記hをとり、縦軸に上記△Cをとった直線のグラフにおいて、上記△Cおよび高さhを、次の4つの数式で示される直線によって囲繞される範囲内に設定したことを特徴とするすべり軸受。h=△C ...(1)h=5/1.9△C ...(2)h=8 ...(3)△C=1 ...(4)ただし、上記hおよび△Cの寸法単位はμmとする。

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