特許
J-GLOBAL ID:200903023570209642

カメラの防振用補正レンズの光軸調整機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004301
公開番号(公開出願番号):特開平8-194242
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】平行運動機構の固定支持端側を、平行運動機構による補正レンズの移動方向に対して直交方向に移動させる移動機構部を設けることにより、平行運動機構によって支持した補正レンズの光軸合わせを可能とする。【構成】リンク60、62から成る平行運動機構と、ギヤ64、66、68から成る移動機構部とから光軸調整機構30を構成する。リンク60、62の固定支持端側をギヤ64、66の回転軸64A、66Aから偏心した位置に枢支する。また、リンク60、62の回動支持端側をレンズ枠体28に枢支する。ギヤ64、66の各々の回転軸64A、66Aは、ターレット板20に枢支される。光軸合わせ作業時に、ギヤ68はターレット板20に形成された穴部78に装着されてギヤ64とギヤ66とに噛合される。ギヤ68の表面に、マイナスドライバーを差し込むための溝68Aを形成する。光軸合わせ時には、マイナスドライバーでギヤ68を回動させて変倍レンズ18を水平方向に移動させながら、駆動部84のモータ92を駆動して変倍レンズ18を上下移動させる。
請求項(抜粋):
像ぶれを補正する補正レンズと、カメラのぶれを検知する像ぶれ検知手段と、この像ぶれ検知手段からの情報に基づいて前記補正レンズに与えるべき補正移動量を演算する演算部と、この演算部からの情報に基づいて像ぶれを補正する方向に前記補正レンズを移動させる駆動部とを有し、前記補正レンズを保持したレンズ枠体を、平行運動機構によってカメラの撮影光軸に対して直交方向に移動自在に支持したカメラに於いて、前記平行運動機構の固定支持端側を、前記平行運動機構による補正レンズ枠体の移動方向に対して直交方向に移動させる移動機構部を設け、前記補正レンズの光軸を前記撮影光軸に合わせるようにしたことを特徴とするカメラの防振用補正レンズの光軸調整機構。
IPC (2件):
G03B 5/00 ,  G03B 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-209090
  • 特開平4-095933

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