特許
J-GLOBAL ID:200903023572797983

携帯無線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243192
公開番号(公開出願番号):特開平7-106999
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 携帯無線機に人体が接近しあるいは接触したときに、アンテナ放射特性にその影響を与えないようにする。【構成】 内部に電子回路が実装された筐体4にアンテナ素子1を取付けるための細長い金属片9を設け、これを実効的にスタブとして作用させる。すなわち、筐体4の少なくとも一部に導体面を形成し、その導体面と前記金属片9が平行線路を形成するように設定する。そしてこの金属片9の一端を筐体4の導体面に短絡し短絡端とし、他端を開放端とする。アンテナ素子1をこの開放端に取り付け、この金属片9の開放端と短絡端との間の距離Lを実効的に利用波長の1/4に設定し、給電路3のホット側をアンテナ素子1にコールド側をこの金属片9に接続する。この構成により、筐体4の表面に複雑なアンテナ電流が生じることはなくなり、この無線機を把持する人の人体の影響を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
内部に電子回路が実装された筐体(4)と、この電子回路と給電路(3)により接続されたアンテナ素子(1)とを備えた携帯無線機において、前記筐体(4)は少なくともその一部に導体面を有し、この導体面と平行線路を形成し一端がこの導体面に対して短絡端となり他端がこの導体面に対して開放端となる細長い金属片(9)を設け、この金属片(9)の開放端側に前記アンテナ素子(1)が取付けられ、前記給電路(3)のホット側が前記アンテナ素子にコールド側がこの金属片にそれぞれ接続され、この金属片の前記短絡端と前記開放端との間の距離Lが、L=((1/4)+(1/2)m)・λgただし、λgはアンテナ素子の共振周波数に対応する前記平行線路内の波長、mは0または正の整数、に設定されたことを特徴とする携帯無線機。
IPC (2件):
H04B 1/38 ,  H04B 7/26

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