特許
J-GLOBAL ID:200903023573965022

棒状化粧料繰出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258270
公開番号(公開出願番号):特開平8-117024
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 棒状化粧料繰出容器のホルダを下限位置に保持できるようにし、又、棒状化粧料から揮発性成分が揮発するのを防止する。【構成】 ホルダ30の係合突起32を内筒20の長孔21に貫通し、外筒10の螺旋溝11に係合して、外筒10と内筒20との相対回転をホルダ30の直線運動に変換する。ホルダ30を下限位置にした時にホルダ30の係合突部33が底蓋50の係合突部55にシール状態に掛止し、ホルダ30の上昇を阻止する。ホルダ30の上端外周面に設けたシール環部31は内筒20の内周面にシール状態に摺動する。蓋筒40を外筒10に嵌着した時に、蓋筒40の頂部に固定したシール部材60が内筒20の上部外周面にシール状態に嵌合する。
請求項(抜粋):
(イ)両端部を開口させた円筒状の外筒と、(ロ)両端部を開口させた円筒状をなし、先部を前記外筒から突出させて外筒の内部に取り付けられ、外筒に対して軸線方向に移動不能で且つ周方向に回動可能にされた内筒と、(ハ)両端部を開口させた円筒状をなし、内部に棒状化粧料の基部を収容してこれを保持し、前記内筒の内部に挿入されて内筒に対して軸線方向に移動可能で周方向に回動不能に取り付けられたホルダと、(ニ)前記外筒とホルダとの間に設けられ、前記内筒に対する外筒の回転運動を内筒に対するホルダの軸線方向直線運動に変換する変換機構と、(ホ)前記外筒の基端に固定されて基部側開口を閉塞する底蓋と、(ヘ)前記外筒に嵌脱可能で嵌着時に前記内筒の露出部を包囲する蓋筒、とを備えた棒状化粧料繰出容器において、前記底蓋とホルダには、ホルダを前記内筒の基部側限界位置まで引っ込めた時に互いに係合してホルダの軸線方向移動を阻止する係合部と、互いに圧接してこの両者間をシールするシール部とが設けられ、ホルダの先端外周面には内筒の内周面に圧接してシール状態に摺動するシール環部が設けられ、前記蓋筒の頂部には蓋筒を外筒に嵌着した時に内筒を密閉せしめるシール部材が取り付けられていることを特徴とする棒状化粧料繰出容器。
IPC (2件):
A45D 40/00 ,  A45D 40/06

前のページに戻る