特許
J-GLOBAL ID:200903023574870912

セメント硬化遅延用粉粒体、及びそれを用いたコンクリート構造物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197276
公開番号(公開出願番号):特開平10-036155
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート構造物の表面に洗い出し面を簡便かつ効率よく形成できるセメント硬化遅延用粉粒体を得る。【解決手段】 セメント硬化遅延用粉粒体は、粉粒状基体と、この粉粒状基体の表面を被覆する被覆体とで構成されているとともに、前記被覆体がセメント硬化遅延性成分を含んでいる。前記セメント硬化遅延成分として、加水分解によりセメント硬化遅延能を発現可能なポリマーなどを使用できる。前記ポリマーには、マレイン酸などの多価カルボン酸成分と、エチレングリコールなどのポリオール成分との反応により得られる不飽和ポリエステルなどが含まれる。前記粉粒状基体には、粉粒状金属、粉粒状セラミックス、無機成形品、樹脂成形品などが含まれる。無機硬化性組成物の表面に、前記セメント硬化遅延用粉粒体を接触させ、無機硬化性組成物を硬化処理した後、セメント硬化遅延用粉粒体及び非硬化の無機硬化性組成物を除去することにより、コンクリート構造物の表面に自然の風合いを有する洗い出し面を形成できる。
請求項(抜粋):
粉粒状基体と、この粉粒状基体の表面を被覆する被覆体とで構成されているとともに、前記被覆体がセメント硬化遅延性成分を含んでいるセメント硬化遅延用粉粒体。
IPC (7件):
C04B 24/28 ,  B28B 1/16 ,  C04B 24/04 ,  E01C 11/24 ,  E04F 13/02 ,  C08G 63/52 NPD ,  C04B103:24
FI (6件):
C04B 24/28 Z ,  B28B 1/16 ,  C04B 24/04 ,  E01C 11/24 ,  E04F 13/02 F ,  C08G 63/52 NPD
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-272803
  • 特開平4-164882

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