特許
J-GLOBAL ID:200903023576754472

金属プレス等の金型耐圧面の現場溶接肉盛補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-113755
公開番号(公開出願番号):特開2000-301335
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】板金プレス機等の金属製品素形材製造機等の金型耐圧面の現場溶接補修時、熱歪みを許容限界内とし、肉盛溶接部が現場切削加工できる硬度以内とした現場溶接補修方法を提供する。【解決手段】補修母材面の上層には、肉盛溶接部のベース層と中間層と表面層から成り、表面層はすべての溶接肉盛工程が終了した後、可搬式切削機械により切削される切削工程を有し、表面層の残存部の表面が仕上げ面となるように施工され、ステンレス肉盛溶接は低温溶接を採用し、全面積を少なくとも4区画以上に分割したブロック毎に溶接を行い、ベース層は軟鋼系の溶接棒を、中間層はニオブを含有した13クローム系ステンレス溶接棒を使用し、ブロックごとの溶接時、隣接ブロックに対し90度直交させ、ブロック毎の溶接する順番も離れたブロックを飛び飛びに行い、表面層は13クロームにニッケル1〜3%含有の溶接棒又は珪素系のステンレス溶接棒を使用する。
請求項(抜粋):
金属プレス等の金型耐圧面の現場溶接補修方法において、補修母材面の上層には、肉盛溶接部のベース層と中間層と表面層が構成されており、表面層はすべての溶接肉盛工程が終了した後、可搬式切削機械により切削される切削工程を有し、表面層の残存部の表面が仕上げ面となるように施工され、ステンレス肉盛溶接は低温溶接を採用し、全面積を少なくとも4区画以上に分割したブロック毎に溶接を行い、ベース層の構成は軟鋼系の溶接棒を使用し、中間層の構成は、ニオブを含有した13クローム系ステンレス溶接棒を使用し、その時、ブロックごとの溶接時、隣接ブロックに対し、90度直交させ、またそのブロック毎の溶接する順番も離れたブロックを飛び飛びに行うことにより熱歪みが集中しないよう考慮し、表面層の構成は、13クロームにニッケル1〜3%含有の溶接棒、または通称シリコロイの名前で呼ばれる珪素系のステンレス溶接棒を使用することを特徴とする金属プレス等の金型耐圧面の肉盛溶接による補修方法。
IPC (4件):
B23K 9/04 ,  B23K 9/095 501 ,  B23K 9/095 ,  B23K 9/127 509
FI (7件):
B23K 9/04 X ,  B23K 9/04 J ,  B23K 9/04 K ,  B23K 9/04 M ,  B23K 9/095 501 G ,  B23K 9/095 501 B ,  B23K 9/127 509 D

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