特許
J-GLOBAL ID:200903023591990212

合成材料の水性分散体、その製造方法およびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298602
公開番号(公開出願番号):特開平8-208787
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 高い伸び率、低い弾性率および高い弾性回復性を示す水性媒質中の合成材料の分散体を提供する。【解決手段】 本発明の水性分散体の分散合成成分は、100gのポリマー材料当たりに5〜30ミリ当量の、ポリマー材料に直接に結合したアニオンまたはカチオン基を含むポリウレタンまたはポリウレタン尿素からなる、またはそれを含む。
請求項(抜粋):
水性媒質中の合成分散体であって、ここで、分散した合成物成分はポリウレタンまたはポリウレタン尿素からなりまたはそれを含み、且つ、アニオンまたはカチオン塩の基が前記ポリウレタン材料に結合している分散体であり、ここで、前記分散体中のポリウレタンまたはポリウレタン尿素は、それぞれ、脂肪族ポリエーテルの基本構造を示し、そして、100gのポリマー材料当たりに5〜30ミリ当量のアニオンまたはカチオン塩の基がポリマー構造に直接的に結合しており、アニオン基が下記式【化1】であり、カチオン基が下記式【化2】の基であり、式中、Me+ は金属カチオン、アンモニウムカチオンまたはアミノカチオンであり、R1 およびR2 は独立に脂肪族基、脂環式基または芳香族基であるか、またはR1 およびR2 はそれらに結合した窒素原子とともに一緒になって複素環構造を形成し、そして、A- はアニオンであり、前記ポリマー材料が少なくとも下記a〜cの3種の成分を含む成分の反応生成物であり、a)アルキレンオキシドの重合生成物であり、そして1.5〜3のOH官能価を示し、そしてカチオンまたはアニオン基を含まないポリエーテルポリオール、および、b)上式に示した構造の1個または2個の中和したアニオンまたはカチオン基を分子内に含み、または、前記基が遊離のカルボン酸、スルホン酸または遊離の第三級アミンの状態で存在し、更に、ヒドロキシル基、アミノ基およびメルカプト基を含む群より選ばれた少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含む化合物、および、c)1分子当たりに少なくとも2個のイソシアネート基を含む脂肪族、脂環式または芳香族イソシアネートおよび/または遊離イソシアネート基を有するプレポリマーであって、ここで、成分c)はアニオンまたはカチオン基を含まず、ここで、アニオンまたはカチオン基が遊離カルボン酸、スルホン酸または遊離第三級アミンの状態で存在するならば水性媒質は式Me+ OH- の塩基または式A- H+ の酸を含み、前記塩基または酸は遊離のカルボン酸、スルホン酸または第三級アミンを上式に示した構造のアニオンまたはカチオン基に転化するように作用するということを特徴とする分散体。
IPC (4件):
C08G 18/00 NFS ,  C08G 18/10 NFT ,  C08G 18/70 NFJ ,  C09J175/04 JFF
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平5-505840
  • 水性ポリウレタン製剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-013382   出願人:ビーエーエスエフアクチェンゲゼルシャフト
  • 特開平3-174429
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