特許
J-GLOBAL ID:200903023595094637

非伸縮性の織物からなる表面材層を備える箱形容器状成形品及びその成形品の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107845
公開番号(公開出願番号):特開平5-301280
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】非伸縮性繊維を織成した織物を織物にシワを生じさせることなく表面に貼った箱形容器状成形品を得る。【構成】非伸縮性繊維を織成した織物を熱可塑性不織布または熱可塑性樹脂をマトリックとした無機質繊維不織布からなる芯材に重ねてプレス成形し、その際、表面材には成形品の対角線方向に最も強くテンションを利かせてコーナー部以外は全くフリーとするように段階的なテンション強度変化を持たせることにより、コーナー部の織りの密度を変化させて該部分に部分的な立体面形状を構成し、シワの発生を防止する。
請求項(抜粋):
平面四角形で各コーナーが曲面で構成されている箱形容器状の成形品であって、熱可塑性不織布または熱可塑性樹脂をマトリックとした無機質繊維不織布からなる芯材が実質的に成形品の本体を構成し、その表面には非伸縮性繊維を織成した織物からなる表面材層を一体に備えてなり、上記表面材層は糸の方向が成形品の側縁と平行になるように設けられ、成形品のコーナーアールの両端とコーナーアールの曲率中心を結ぶ線内においてはその織り目がバイアス方向に変形して該部分の織り糸密度がそれ以外の部分の織り糸密度より大きくなっており、この織り糸密度がコーナーアール中心とコーナーアールの曲率中心を結ぶ線上において最大であり、コーナーアール両端とコーナーアールの曲率中心を結ぶ線側に向かって漸次小さくなっていることを特徴とする非伸縮性の織物からなる表面材層を備える箱形容器状成形品の構造。
IPC (3件):
B29C 51/08 ,  B29K105:08 ,  B29L 22:00

前のページに戻る