特許
J-GLOBAL ID:200903023597686922

送信又は受信ビームの形成装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314755
公開番号(公開出願番号):特開平10-179585
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 多数の信号送受信素子からなるアンテナアレイに供給され又は該アンテナアレイにより受信される超音波信号等の送受信のいずれかの信号の若しくは送受信両方の信号に、送信又は受信ビームを形成することができるように信号を正確に遅延させることができるビーム形成装置及び方法を提供する。【解決手段】 電荷結合素子(CCD)で構成される遅延エレメントからなる複数のチャンネルを有するアレイを含み、各チャンネルは、ビームフォーカス処理を行う複数の第1の遅延エレメントセル部とビーム走査を行う複数の第2の遅延エレメントセル部を備えるよう構成される。一般的には複数の第2の遅延エレメントセル部は、ビームフォーカス処理を行う複数の第1の遅延エレメントセル部の分解能よりも粗い分解能を有する。
請求項(抜粋):
送受信素子のアレイと、前記各送受信素子に対応して設けられ前記各送受信素子に供給する信号に対し又は前記各送受信素子により捕捉される信号に対し所望の遅延を与える電荷転送遅延素子器とを備え、波長λのビームを形成するビーム形成器であって、前記送受信素子のアレイを用いて所望のビームプロファイルを生成すべく前記各送受信素子に入力される信号に所望の遅延が施され、前記所望の遅延は前記送受信素子のアレイに送信又は受信の際に所望の焦点距離に焦点を結ばせるための任意のフォーカス遅延とビームを所望の方位角内で走査するための任意のビーム走査遅延からなり、前記各電荷転送遅延素子器は、第1の遅延分解能係数r1を有する複数(N個)の第1の遅延セルからなる第1の遅延素子部と、遅延分解能インターフェースで前記第1の遅延素子部に接続され前記第1の遅延分解能係数r1とは異なる第2の遅延分解能係数r2を有する複数(P個)の第2の遅延セルからなる第2の遅延素子部と、前記第1の遅延素子部においてn*(λ/r1)の第1の総遅延量を生成すべく、前記複数(N個)の第1の遅延セル即ち前記遅延分解能インターフェースからn個のセルのうち選択された一つのセルに信号を入力するための入力ポートと、前記第2の遅延素子部においてp*(λ/r2)の第2の総遅延量を生成すべく、前記複数(P個)の第2の遅延セル即ち前記遅延分解能インターフェースからp個のセルのうち選択された一つのセルからの信号を出力するための出力ポートとを有しており、前記第1および第2の遅延素子部のいずれか一方が前記任意のフォーカス遅延を与えるとともに、他方が前記任意のビーム走査遅延を与えることにより、前記電荷転送遅延素子が接続された各送受信素子に対して全体として所望の遅延を形成することを特徴とするビーム形成器。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/26 ,  G01S 7/523
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/26 ,  G01S 7/52 F

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