特許
J-GLOBAL ID:200903023613248299

潤滑油組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027477
公開番号(公開出願番号):特開平7-216378
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 ジチオカルバメート型の有機金属化合物からなる極圧剤であって、従来品よりも、耐摩耗性及び摩擦特性が顕著に改善された有機金属化合物を含有する潤滑油組成物を提供すること。【構成】 潤滑油基油に、一般式(1)【化1】〔式中、Mは、MoまたはW原子である。R1、R2、R3及びR4は、炭化水素基を表すが、その内の少なくとも1つは、第二級炭素原子を有する炭素数5〜20のアルキル基であって、かつ、その第二級炭素原子で前記式中の窒素原子に結合している。X1、X2、Y1及びY2酸素原子または硫黄原子である。〕で表されるジチオカルバミン酸金属塩を、組成物全量基準で、0.01〜10重量%の割合で含有させてなる潤滑油組成物。
請求項(抜粋):
潤滑油基油に、一般式(1)【化1】〔式中、Mは、モリブデン原子またはタングステン原子である。R1、R2、R3及びR4は、水素原子、炭素数1〜20の飽和または不飽和のアルキル基、炭素数6〜26のシクロアルキル基またはアルキル置換シクロアルキル基、炭素数6〜26のアリール基、アルキルアリール基またはアリールアルキル基、あるいはこれらの炭化水素基に、エステル結合、エーテル結合、水酸基またはカルボキシル基が導入された炭化水素基であり、互いに同一または異なっていてもよい。ただし、これら4つの内の少なくとも1つは、第二級炭素原子を有する炭素数5〜20のアルキル基であって、かつ、その第二級炭素原子で前記式中の窒素原子(N)に結合している。X1及びX2は、酸素原子または硫黄原子である。Y1及びY2は、酸素原子または硫黄原子である。〕で表されるジチオカルバミン酸金属塩(A)を、組成物全量基準で、0.01〜10重量%の割合で含有させてなる潤滑油組成物。
IPC (3件):
C10M139/00 ,  C10N 30:06 ,  C10N 40:25

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