特許
J-GLOBAL ID:200903023615149123

金型の温度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245821
公開番号(公開出願番号):特開2000-071056
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】熱応力による金型の割れの問題を解消しつつ、捨打ちに要するショット数をなるべく少なくして生産性を向上させる。【解決手段】鋳造作業等の開始の際など、金型1の温度が適温域よりも低い場合に、排水路5に設けられた開閉弁7を閉じた状態で金型1内に設けられた冷却水路2内に冷却水を供給する。これにより、冷却水路2内の冷却水の圧力を上昇させ、該冷却水の沸点を上昇させる。この状態で捨打ちを行えば、冷却水路2内において、冷却水を蒸気化させることなくより高温の水(圧縮水)とすることができ、溶湯からの受熱による金型1の温度上昇をより速やかに達成させることが可能となる。したがって、捨打ちに要するショット数を減少させて生産性を向上させることができる。また、冷却水路2に冷却水を供給しつつ捨打ちを行うため、熱応力による金型1の割れの問題も解消することができる。
請求項(抜粋):
金型のキャビティ内に注入した溶融材料を冷却固化させて所定形状の成形体とした後、該成形体を脱型する1ショット工程を繰り返すサイクル過程で、該金型の内部に設けられた冷却水路に冷却水を供給して該金型を適温域に制御する金型の温度制御方法において、上記金型の温度が適温域よりも低い場合に、上記冷却水路内の冷却水の圧力を上昇させることを特徴とする金型の温度制御方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 金型の冷却方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-242035   出願人:トヨタ自動車株式会社, 岐阜精機工業株式会社
  • 特開平1-157760
  • 特開昭60-216962
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