特許
J-GLOBAL ID:200903023616518912

高性能ケーブルタイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 岡部 正夫 ,  加藤 伸晃 ,  産形 和央 ,  岡部 讓 ,  臼井 伸一 ,  越智 隆夫 ,  本宮 照久 ,  高橋 誠一郎 ,  吉澤 弘司 ,  松井 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-349408
公開番号(公開出願番号):特開2005-187070
出願日: 2004年12月02日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】ストラップのヘッドへの挿入に対する抵抗を小さくすると同時に、ストラップのヘッドからの後退に対する抵抗を大きくする。【解決手段】高性能ケーブルタイ10は、細長いストラップ15と、ストラップ15の一端部から延出したヘッド42とを備える。ストラップ15及び爪の歯はそれぞれ、ストラップ15をヘッド42に挿入する間に互いに係合する凸部分を有する。ストラップ15及び爪の歯はそれぞれ、互いに係合してストラップ15のヘッド42からの後退を阻止する平坦部分も有する。ストラップ15及び爪歯の長手方向間隔が同等である。爪の、通路の出口端部及びそれに最も近い爪歯の間の表面が凹部分を有し、ストラップ15のヘッド42からの後退に応答して爪が回動するとき、この凹部分が、対向するストラップ歯の凸部分に係合する。爪のこの回動は、ヘッド42の内側面に係合するヒールによって制限される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細長い物品を結束するケーブルタイであって、 対向する自由端部及び基端部を有する細長いストラップであって、さらに、長手方向中心軸を有して、該中心軸が中心面上に含まれるようにループ状に変形可能である、細長いストラップを備え、 該ストラップは、主グリップ面、及びそれから延出した横ストラップ歯を有し、該ストラップ歯は、前記主グリップ面の前記隣接部分に垂直である平坦部分を有する外周によって画定された横断面を有し、前記ストラップ歯の前記外周は、凸部分をさらに有しており、さらに、 前記ストラップの前記基端部から延出した基部を有するヘッドであって、それにより、前記ストラップ歯の前記平坦部分は該ヘッドに面し、該ヘッドは、対向する入口及び出口端部を設けた通路を有し、それにより、前記ストラップの前記自由端部を前記入口端部から前記通路内に挿入し、前記出口端部を通って前記通路から出すことができ、前記通路は、前記中心面に含まれる長手方向中心軸を有する、ヘッドを備えており、 前記ヘッドは、前記ベースの内側面にたわみ可能に連結された爪を有し、それにより、前記爪は前記通路に隣接しており、また、前記爪は、初期ロック位置に付勢されて、その位置から挿入位置に移動可能であり、 前記爪は、グリップ面、及びそれから延出した爪歯を有し、それにより、前記爪が前記初期ロック位置にあるとき、前記爪歯は前記通路内に入り、前記爪が前記挿入位置にあるとき、前記爪は前記通路から退去しており、 前記爪歯は、前記爪が前記初期ロック位置にあるときに前記通路の前記中心軸に垂直である平坦部分を有する外周によって画定される横断面を有し、前記爪歯の前記外周は、凸部分をさらに有し、前記爪が前記初期ロック位置にあるとき、前記爪歯の前記平坦部分が前記出口端部に面するように、前記爪歯の前記通路に対する向きが定められており、 前記ストラップが前記入口端部から前記通路内へ十分に挿入されたとき、前記ストラップ歯の前記凸部分が前記爪歯の前記凸部分に係合するように、前記爪の前記通路に対する向きが定められており、前記ストラップが前記通路内へ十分にさらに挿入されることにより、前記爪が前記挿入位置へ移動して、その位置で前記ストラップ歯の前記平坦部分は、長手方向において前記爪歯の前記平坦部分及び前記通路の前記出口端部間に位置し、それにより、前記付勢が前記爪を前記初期ロック位置に戻し、その位置で前記ストラップ歯及び前記爪歯の前記平坦部分が互いに当接し、それによって前記ストラップが前記通路内を前記入口端部に向かう方向に後退するのを阻止する、ケーブルタイ。
IPC (1件):
B65D63/12
FI (1件):
B65D63/12 B
Fターム (4件):
3E085BA05 ,  3E085BB02 ,  3E085BC08 ,  3E085BG02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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