特許
J-GLOBAL ID:200903023624822736

出力軸のロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 良昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214230
公開番号(公開出願番号):特開平10-037989
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】この発明は、出力軸を停止制御したときは速やかに出力軸が停止し、また、該出力軸が停止しているとは出力軸が回動しないようにロックを掛けることができ、しかも、ロックが確実に動作し、ロックの解除が円滑に動作する出力軸のロック装置の提供を目的とする。【解決手段】この発明は、出力軸を形成する駆動軸と従動軸との接続部に、相互の回転方向に所定の角度分動力が伝達されない遊びを形成し、従動軸側に固定した保持板に、ロック爪を形成したロック部材を半径方向の外側のロック位置と内側のロック解除位置とに移動可能に保持し、上記ロック部材のロック位置移動側に、該ロック部材がロック位置に移動したとき、そのロック爪と係合して回動をロックする係合爪を形成した固定部材を対設し、前記駆動軸側に、駆動軸の初期の回動で前記接続部の遊びが無くなる間に、ロック部材のロック解除位置への移動を許容し、また、駆動軸の回動が停止したときの反動で接続部の遊びが復帰する間に、ロック部材のロック位置への移動を許容するロック操作部材を設けた出力軸のロック装置であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
出力軸を駆動軸と従動軸との接続により形成し、上記駆動軸と従動軸とを接続する接続部に、相互の回転方向に所定の角度分動力が伝達されない遊びを形成し、上記駆動軸と軸芯方向で対向する従動軸側に保持板を固定し、上記保持板に、ロック爪を形成したロック部材を半径方向の外側のロック位置と内側のロック解除位置とに移動可能に保持し、上記ロック部材のロック位置移動側に、該ロック部材がロック位置に移動したとき、そのロック爪と係合して回動をロックする係合爪を形成した固定部材を対設し、前記ロック部材と軸心方向で対向する駆動軸側に、駆動軸の回動初期の回動で前記接続部の遊びが無くなる間に、ロック部材のロック解除位置への移動を許容し、また、駆動軸の回動が停止したときの反動で前記接続部の遊びが復帰する間に、ロック部材のロック位置への移動を許容するロック操作部材を設けた出力軸のロック装置。

前のページに戻る