特許
J-GLOBAL ID:200903023630465520

摺動部の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305546
公開番号(公開出願番号):特開平11-138383
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 相互に摺動関係を有する2つの移動部材の摺動面をシールする金属性のワイパーを容易に交換し得るようにする。【解決手段】 カバー部材19aとカバー部材19bは相互に相対移動関係となっており、カバー部材19aの第1支持部材21と第2支持部材22の間に形成されたスリット23には、ワイパー24が取り付けられるようになっている。第1支持部材21と第2支持部材22との一方には他方に向けて突出する突起部27が設けられ、他方には突起部27が入り込む収容部28が形成されている。ワイパー24をスリット23内に挿入すると、ワイパー24の一部は突起部27と収容部28とにより変形して係合部31が形成されることになる。第1支持部材21と第2支持部材22とを相互に開閉させることにより、ワイパー24をスリット23内に着脱自在に装着することができる。
請求項(抜粋):
相互に相対移動関係にある第1移動部材および第2移動部材のうち前記第2移動部材に形成された摺動部を保護する摺動部の保護装置であって、前記第1移動部材の第1支持部材とにより前記相対移動方向に開口側から所定の幅を有するワイパー支持用スリットを形成する第2支持部材とを有し、前記第1支持部材と前記第2支持部材の前記開口部が相互に開閉するように、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを前記開口部から所定の距離離れた位置で固定し、前記第1支持部材と前記第2支持部材との一方に他方に向けて突出する突起部を設け、他方に前記突起部が入り込む収容部を設け、前記ワイパー支持スリット内に入り込む取付部と前記摺動面に接触するシール部とを有し金属製薄板からなるワイパーを、前記突起部と前記収容部とにより係合させた状態で前記ワイパー支持用スリットに取り付け、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを相互に開閉させることにより、前記ワイパーを前記ワイパー支持用スリット内に着脱自在に装着するようにしたことを特徴とする摺動部の保護装置。

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