特許
J-GLOBAL ID:200903023634930006

止め弁の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119026
公開番号(公開出願番号):特開平8-291875
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 給油時にフィラーパイプからの燃料ガスの吹き出しがなく、弁閉塞部でのシール性が向上し、弁体が弁口に対して張り付くことがないようにした止め弁を提供する。【構成】 ケース12内に第1のフロート13と第2のフロート21を上下動可能に設け、これら2つのフロート13、21によって第1の弁口19と第2の弁口20Bを時間を置いて2段階に閉塞するようにした。また、第2の弁口20Bの断面積は小さいので第2の弁体21Aの張り付きがなく、その結果、第1の弁体14内外の圧力がバランスして第1の弁体14の張り付きもなくなる。
請求項(抜粋):
ケースと、該ケース内に上下動可能に設けられた内部に空間を有する第1のフロートと、該第1のフロートの上面に設けられた第1の弁体と、前記ケースの上面に開口形成された第1の弁口と、該第1の弁口の周囲に形成された第1の弁座と、前記第1の弁口の下流に設けられたブリージング通路と、前記第1の弁口の内側に設けられた第2の弁口と、該第2の弁口を区画形成する筒状体と、該筒状体の開口端に設けられた第2の弁座及び第3の弁座と、前記第1の弁体に設けられた貫通口と、前記第1の弁体の貫通口端に設けられ、該第1の弁体の上下動によって前記第3の弁座を開閉する第3の弁部と、前記第1のフロートの内部に設けられた第2のフロートと、該第2のフロートの上面に設けられ、前記貫通口を上下動することにより前記筒状体の第2の弁座を開閉する第2の弁体と、前記筒状体の内側と前記ブリージング通路とを連通させる開口と、からなり、燃料タンクに設けられる止め弁であって、前記燃料タンクの液面が高くなったときに、前記第1のフロート及び第2のフロートが上昇して前記第1の弁体及び第3の弁部が前記第1の弁座及び第3の弁座を閉塞し、前記第2のフロートの前記第2の弁体が前記第2の弁座を閉塞してなることを特徴とする止め弁の構造。

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