特許
J-GLOBAL ID:200903023639359889
カメラ用フォーカルプレンシャッタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-241756
公開番号(公開出願番号):特開2000-075356
出願日: 1998年08月27日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】電磁石に対する供給電流が少なくても駆動部材を露光作動開始位置で確実に保持させることの可能なダイレクトタイプのカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】セット部材9は、先羽根用駆動部材2と後羽根用駆動部材5を、夫々の駆動ばねの付勢力に抗してセット位置に保持し、後羽根用補助駆動部材10を、後羽根用補助駆動ばねの付勢力に抗してセット位置に保持する。更に、係止部材11は、先羽根用補助駆動部材8を、先羽根用補助駆動ばねの付勢力に抗してセット位置に保持する。また、各駆動部材2,5は、夫々の駆動ばねの付勢力と補助駆動ばねの付勢力とによって露光作動を開始するようになっている。そして、各駆動部材2,5がセット位置から露光作動開始位置へ移動したときは、各駆動ばねの付勢力による衝撃だけが鉄片部材3,6に与えられるようになっている。
請求項(抜粋):
レリーズ時に通電されたとき鉄芯に吸着力を付与される電磁石と、前記電磁石への通電後に駆動ばねの付勢力によってセット位置から露光作動開始位置まで作動し前記電磁石への通電が断たれたとき更に同方向に作動して羽根群に露光走行を行わせる駆動部材と、前記駆動部材に相対位置関係を変え得るようにして取り付けられ前記鉄芯に吸着されたとき前記駆動部材が前記露光作動開始位置に保持されるようにした鉄片部材と、前記駆動部材と前記鉄片部材の間に介在しセット時において前記鉄片部材が前記鉄芯に接触してから緊張され前記相対位置関係が変わり得るようにするばねと、セット時には前記鉄片部材が前記鉄芯に接触した後も前記駆動ばねを緊張させて前記駆動部材をセット位置へ作動させレリーズ時には前記電磁石への通電後に初期位置へ復帰し前記駆動部材に前記露光作動開始位置への作動を可能にするセット部材と、セット時には前記セット部材によってセット状態にされレリーズ時には前記駆動部材が露光作動開始位置に保持された後に補助駆動ばねに付勢されて前記駆動部材に当接する補助駆動部材とを備えていて、露光作動開始時には前記駆動ばねと前記補助駆動ばねの付勢力によって前記駆動部材を作動させるようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
Fターム (10件):
2H081AA01
, 2H081AA28
, 2H081AA29
, 2H081BB02
, 2H081BB09
, 2H081BB26
, 2H081CC02
, 2H081CC28
, 2H081CC44
, 2H081CC69
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