特許
J-GLOBAL ID:200903023642019410

制御ゲイン最適化機能を持つディスク記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-022369
公開番号(公開出願番号):特開2000-222843
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】VCM推力の温度特性と制御ゲイン特性との相関関係を利用して、温度変化に起因するVCMのゲイン変動に対応した制御ゲインの最適化を図る。【解決手段】VCM5の推力の温度特性で決まるサーボフィードバック制御での制御ゲインと温度センサ18の検出出力との相関関係を数式化し、その数式化した関数情報または当該相関関係を表すテーブルデータからなるテーブル情報をFROM15に予め記憶しておき、ヘッド2のシーク・位置決め時には、温度センサ18の検出出力値をADC19を介してCPU14に読み、その検出出力値とFROM15に記憶されている関数情報またはテーブル情報をもとに、当該検出出力値の示す温度に最適な制御ゲインを決定して、VCM5に対するサーボフィードバック制御に使用する。
請求項(抜粋):
ヘッドによりディスク媒体から読み取られたサーボデータに基づいて、ボイスコイルモータを駆動源とするヘッドアクチュエータをサーボフィードバック制御することで、前記ヘッドを目標位置にシーク・位置決めするディスク記憶装置において、温度を検出する温度検出器と、前記ボイスコイルモータの推力の温度特性で決まる前記サーボフィードバック制御での制御ゲインと前記温度検出器の検出出力との相関関係を数式化した関数情報または当該相関関係を表すテーブルデータからなるテーブル情報が予め記憶される記憶手段と、前記ヘッドのシーク・位置決め時には、前記温度検出器の検出出力値と前記記憶手段に記憶されている前記関数情報または前記テーブル情報をもとに、当該検出出力値の示す温度に最適な制御ゲインを決定する最適制御ゲイン決定手段とを具備することを特徴とするディスク記憶装置。
IPC (3件):
G11B 21/08 ,  G11B 19/02 501 ,  G11B 21/10
FI (3件):
G11B 21/08 Y ,  G11B 19/02 501 L ,  G11B 21/10 V
Fターム (3件):
5D088MM08 ,  5D088NN16 ,  5D096VV01

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