特許
J-GLOBAL ID:200903023643099603
フルオロ-オルガノ変性されたUV硬化性エポキシシリコーンおよびエポキシフルオロシリコーン組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125658
公開番号(公開出願番号):特開平6-032873
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 感圧接着剤からの接着剥離硬化効率、耐溶剤性や耐燃料油性の改良されたUV硬化性エポキシ官能性組成物。【構成】 エポキシシリコーン、エポキシフルオロシリコーンおよび有機環式脂肪族エポキシ樹脂をフルオロ含有有機分子およびヨードニウム系光触媒とブレンドして、硬化したときに、フルオロ有機分子を含まない類似の組成物と比べて改良された耐粘着性と耐溶剤性とを示すUV硬化性組成物を形成する。この共硬化性組成物は非常に速い搬送速度(たとえば500fpm)で硬化させることができる。また硬化に必要なUVエネルギーは、フルオロ有機分子を含まない類似の組成物を硬化させるのに必要なエネルギーよりずっと少ない。適切なフルオロ有機分子を選択すると、組成物のフッ素含量を大きく増大させることができる。
請求項(抜粋):
触媒量のオニウム塩触媒の存在下でUV放射線によって一緒に硬化するエポキシモノマーまたはオリゴマーとフルオロ含有有機分子とを含む硬化性エポキシ樹脂組成物であって、前記エポキシ樹脂が、(A)一般式(I)【化1】を有する線状のエポキシ官能性シリコーン、(B)一般式(II)【化2】を有する線状のエポキシ官能性シリコーン、(C)一般式(III )【化3】を有する樹脂状のエポキシ官能性シリコーン、(D)一般式(IV)【化4】を有する樹脂状のエポキシ官能性シリコーン[ただし、上記式中、Eは炭素原子が約2〜約20個のエポキシ官能性有機基を表わし、Rは1〜約10個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、R1 は約1〜約8個の炭素原子を有するアルキル基またはパーフルオロアルキル基を表わし、R2 は1〜約10個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、「a」は1から約100までの数を表わし、「b」は1から約100までの数を表わし、「c」は1から約100までの数を表わし、「d」は1から約100までの数を表わす]、ならびに(E)一般式(V)【化5】[式中、Pは【化6】または【化7】である]のポリ環式脂肪族エポキシ組成物より成る群の中から選択されることを特徴とする硬化性エポキシ樹脂組成物。
IPC (4件):
C08G 59/20 NHR
, C08G 59/40 NKB
, C08G 59/68 NLE
, C08G 77/38 NUH
前のページに戻る