特許
J-GLOBAL ID:200903023644220368

信号入力装置,制御装置及び誘導性負荷の電流制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-110957
公開番号(公開出願番号):特開平11-308107
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 誘導性負荷への通電電流をフィードバック制御する装置において、制御系で生じる信号の応答遅れによって制御の応答性が低下するのを防止する。【解決手段】 リニアソレノイドL0の電流検出信号を、A/D変換器34を用いて、PWM信号の周期よりも短い周期で繰り返しA/D変換し、得られた検出電流値をA/Dデータ受渡用RAM36に格納する。制御CPU20は、RAM36から、PWM信号m周期分(mは整数)の検出電流値を取り込み、その平均電流値を算出し、平均電流値と目標電流値とからPWMデータを求める。この結果、A/D変換前の電流検出信号を積分回路等で平滑化する装置に比べ制御の応答性を向上できる。また、PWM信号出力回路26は、PWM信号1周期時間の2分の1の時間を繰り返し計時し、その計時時間とPWMデータに対応したオン・オフ時間とからPWM信号の反転タイミングを交互に設定する。この結果、PWMデータの更新後のPWM信号の遅れを防止し、制御の応答性を向上できる。
請求項(抜粋):
一定周期で変化するアナログ入力信号をデジタル値に変換して所定の制御手段に入力する信号入力装置であって、前記入力信号を、該入力信号が変化する周期時間よりも短いA/D変換周期でデジタル値に変換するA/D変換手段と、該A/D変換手段にて得られたデジタル値を順次記憶する記憶手段と、該記憶手段から、前記デジタル値を、前記入力信号のm周期時間(mは整数)分取り込み、該取り込んだデジタル値を算術平均する平均値演算手段と、を備え、該平均値演算手段による演算結果を、前記入力信号をA/D変換したデジタル値として前記制御手段に入力することを特徴とする信号入力装置。
IPC (4件):
H03M 1/12 ,  F02D 41/20 301 ,  F16K 31/06 310 ,  G05F 1/10 302
FI (4件):
H03M 1/12 C ,  F02D 41/20 301 ,  F16K 31/06 310 A ,  G05F 1/10 302 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
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