特許

J-GLOBAL ID：200903023644652357

溶接部の低温靭性に優れた耐火高強度鋼の製造法

発明者： 寺田 好男 ,  千々岩 力雄 ,  為広 博
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-235111
公開番号（公開出願番号）：特開平6-010040
出願日： 1991年09月13日
公開日（公表日）： 1994年01月18日
要約：

【要約】【目的】 本発明は溶接部の低温靭性に優れた耐火高強度鋼板の製造法を提供する。【構成】 重量%で、C:0.05〜0.12%、Si:0.6%以下、Mn:0.8〜2.0%、Mo:0.05〜0.2%、Nb:0.003〜0.02%、Ti:0.005〜0.03%、あるいはさらにNi,Cu,Cr,V,Zr,Ca,REMの一種または二種を含有した鋼片を1000°C以上1200°Cに再加熱後、900°C以下の累積圧下率が50%以上で圧延を終了した後、Ar3-20°C以上から200°C以下まで3〜40°C/秒で冷却し、ベイナイト主体の組織とした後、Ac1 以下で焼戻す溶接部の低温靭性に優れた耐火高強度鋼板の製造法。

請求項（抜粋）：

重量比でC :0.05〜0.12%、Si:0.6%以下、Mn:0.8〜2.0%、Mo:0.05〜0.2%、Nb:0.003〜0.02%、Al:0.1%以下、Ti:0.005〜0.03%、N :0.006%以下、残部がFe及び不可避的不純物を含む鋼片を1000〜1200°Cの温度域で再加熱後、900°C以下の累積圧下率が50%以上の圧延を行なった後、Ar3-20°C以上の温度から3〜40°C/秒の冷却速度で200°C以下の温度まで冷却しベイナイト主体の組織とした後、Ac1 以下の温度で焼戻すことを特徴とする溶接部の低温靭性に優れた耐火高強度鋼の製造法。

IPC (3件)：

C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14