特許
J-GLOBAL ID:200903023648604519
レーダ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019249
公開番号(公開出願番号):特開平11-211815
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 サイドローブクラッタを除去し、レンジプロファイルの劣化を改善するレーダ装置を得ること。【解決手段】 この発明のレーダ装置は信号処理器が、複数のレンジビンから構成されるレンジビンバンクと、レンジビンの出力に対してサイドローブクラッタの除去を行うクラッキャンセラと、目標の距離及び速度に基づき目標のレンジプロファイルの合成に使用するレンジビンの選択手段と、選択された目標レンジビンの出力における目標の反射波の電力とその前後のレンジビンからサイドローブクラッタの電力を算出し、目標の反射波とサイドローブクラッタの電力比が所要のしきい値を超えた場合に、クラッタキャンセラを作動させる制御回路とを備えるようにしたものである。
請求項(抜粋):
目標とする飛行体を追尾し、距離及び速度情報を取得するとともに、上記の目標に対して、周波数を段階的に変化させた複数のパルスを送信し、上記目標から反射されたパルスを受信し、これらのパルスから上記目標のレンジプロファイルを合成する飛行体搭載のレーダ装置において、受信した上記パルスから生成された受信信号から上記目標のレンジプロファイルを合成する信号処理器が、受信信号を一定の時間間隔で分割し、複数のレンジビンから構成されるレンジビンバンクと、情報処理器から入力された目標距離及び速度データに基づき、上記目標のレンジプロファイルの合成に使用する目標レンジビンとその前後のレンジビンを選択するレンジビン選択手段と、上記レンジビン選択手段により選択されたレンジビンの出力を入力し、目標レンジビンから目標の反射波の電力を算出するとともに、目標レンジビンの前後のレンジビンからサイドローブクラッタの電力を算出し、算出した目標の反射波とサイドローブクラッタの電力を振幅データとして出力する前振幅検波手段と、上記レンジビン選択手段により選択された目標レンジビンの出力に対して、自機下方の地表面より反射されるサイドローブクラッタの除去を行うクラッタキャンセラと、上記前振幅検波手段から入力された振幅データに基づき、目標の反射波とサイドローブクラッタの電力比を算出し、この電力比がしきい値を超えた場合に、クラッタキャンセラ制御信号により、上記クラッタキャンセラを作動させる制御手段と、を備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01S 13/534
, G01S 7/32 C
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