特許

J-GLOBAL ID：200903023650268798

フェリチンの定量方法及びフェリチン測定用免疫学的キット

発明者： 河野 良子 ,  高原 誠 ,  福田 俊昭 ,  真弓 悦子 ,  森野 博文 ,  松尾 智子
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-269835
公開番号（公開出願番号）：特開平10-115615
出願日： 1996年10月11日
公開日（公表日）： 1998年05月06日
要約：

【要約】【課題】 高感度かつ迅速、簡便なフェリチンの定量方法、及び、このフェリチンの定量法を実施するためのフェリチン測定用免疫学的キットを提供する。【解決手段】 試料中のフェリチンを定量するにあたり、上記試料と、抗フェリチン抗体を感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反応による凝集反応を生じさせ、上記凝集反応に基づく吸光度変化量を測定して検量線と照合することよりなるフェリチンの定量方法であって、上記不溶性担体は、ラテックス粒子であり、上記溶液中に、平均分子量1000〜200万のポリビニルピロリドン、平均分子量1000〜100万のプルラン、及び、平均分子量1000〜200万のポリエチレングリコールからなる群より選択される1種0.1〜5重量%が含有され、上記凝集反応は、恒温において、5秒〜15分間行うものであり、上記吸光度変化量は、凝集反応に伴う吸光度の増加量であるフェリチンの定量方法。

請求項（抜粋）：

試料中のフェリチンを定量するにあたり、前記試料と、抗フェリチン抗体を感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反応による凝集反応を生じさせ、前記凝集反応に基づく吸光度変化量を測定して検量線と照合することよりなるフェリチンの定量方法であって、前記不溶性担体は、ラテックス粒子であり、前記溶液中に、平均分子量1000〜200万のポリビニルピロリドン、平均分子量1000〜100万のプルラン、及び、平均分子量1000〜200万のポリエチレングリコールからなる群より選択される1種0.1〜5重量%が含有され、前記凝集反応は、恒温において、5秒〜15分間行うものであり、前記吸光度変化量は、凝集反応に伴う吸光度の増加量であることを特徴とするフェリチンの定量方法。

IPC (3件)：

G01N 33/53 ,  G01N 33/543 581 ,  G01N 33/543 583

FI (3件)：

G01N 33/53 D ,  G01N 33/543 581 B ,  G01N 33/543 583