特許
J-GLOBAL ID:200903023658300429

局間伝送遅延時間測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208023
公開番号(公開出願番号):特開平9-055740
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 測定誤差が少なく、より正確に局間の遅延時間を測定することができる局間遅延時間測定方法を提供する。【解決手段】 主局A1 の遅延時間測定部7にて、主局A1 から送信された測定信号が従局An にて折り返し送信され主局A1 にて再び検出されるまでの時間すなわち全体の遅延時間tABを測定するとともに、中継局A2 ..(〜An-1 )および従局An の遅延時間測定部1,8にて、各通信装置3における往路および復路側の遅延時間tA2..(〜tAn-1),tAnおよびtB2..(〜tBn-1),tBnを測定し、実際に測定されたこれら遅延時間に基づいて、遅延時間算出部10により主局A1 と従局An との間の遅延時間t1nおよびtn1を算出する。
請求項(抜粋):
異なる地点に配設された主局および従局間で中継局を介して伝送を行う場合の伝送遅延時間を測定する局間伝送遅延時間測定方法において、各局内に配設された通信装置であって、遅延時間測定対象となる往路および復路の信号を送受信する通信装置における往路および復路側の遅延時間を示す第1の往路遅延時間および第1の復路遅延時間をそれぞれ測定する第1の遅延時間測定手段を、主局、中継局および従局にそれぞれ設けるとともに、主局に入力された信号が送信され従局にて折り返し送信され再び主局にて受信されて出力されるまでに要する全体の遅延時間を示す第2の遅延時間を測定する第2の遅延時間測定手段と、各局で測定された各種遅延時間に基づいて主局および従局間の伝送遅延時間を算出する遅延時間算出手段とを、主局に設けて、第1の遅延時間測定手段により各局における第1の往路遅延時間および第1の復路遅延時間をそれぞれ測定するとともに、第2の遅延時間測定手段により第2の遅延時間を測定し、遅延時間算出手段により、第2の遅延時間からすべての第1の往路遅延時間および第1の復路遅延時間を減算することにより、主局および従局間を接続する全伝送路における遅延時間を示す第3の遅延時間を算出し、この第3の遅延時間の半分と、すべての第1の往路遅延時間または第1の復路遅延時間とを加算することにより、主局から従局までの伝送遅延時間または従局から主局までの伝送遅延時間を算出するようにしたことを特徴とする局間伝送遅延時間測定方法。
IPC (4件):
H04L 12/26 ,  H04L 7/00 ,  H04L 29/14 ,  H04M 3/26
FI (4件):
H04L 11/12 ,  H04L 7/00 Z ,  H04M 3/26 A ,  H04L 13/00 315 A

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