特許
J-GLOBAL ID:200903023661072593

容量可変型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083388
公開番号(公開出願番号):特開平7-293429
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】最小傾角をほぼ0°としても確実に吐出容量の復帰を可能とし、これにより軸封装置の耐久性等を向上させるとともに電磁クラッチの省略を可能とする。【構成・作用】傾角変位の範囲をほぼ0°を含んで設定する。斜板14の慣性乗積の設定により、傾角がほぼ0°の状態で自己の回転により傾角を増加させるモーメントを生じる。
請求項(抜粋):
ハウジングに形成されたクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアと、各該シリンダボアにそれぞれ往復動可能に収容されたピストンと、該ハウジングに回転可能に支承された駆動軸と、該クランク室内で該駆動軸に同期回転可能に支持され、該ピストン側に案内機構をもつロータと、該クランク室内で該ロータ側に該案内機構と連結される被案内機構をもち、上死点側で該被案内機構が該案内機構と連結されることにより該ロータに同期回転可能に連結されるとともに、該駆動軸の軸心と上死点位置とで決定される面に直交する枢軸を中心として傾角変位可能に該駆動軸に嵌合された斜板と、該クランク室内で該斜板と各該ピストンとの間に介装され、該斜板の前後揺動運動のみを各該ピストンの往復動に変換する連結機構とを有し、該クランク室内の圧力により該斜板の傾角が制御されて吐出容量を変化するように構成した容量可変型斜板式圧縮機において、前記傾角変位の範囲はほぼ0°を含んで設定され、前記斜板における前記枢軸を含むとともに前記軸心に直交する平面と該軸心との交点を原点とし、該軸心と一致する軸を有した直角座標系に関する該斜板の慣性乗積は、該傾角が0°の状態で自己の回転により容量が増加する方向に該傾角を増加させるモーメントを生じるべく設定されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/00 103 ,  F04B 49/00 361

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