特許
J-GLOBAL ID:200903023667028731
地下水採水装置及びそれを用いた採水方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-359361
公開番号(公開出願番号):特開平6-193101
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 試錐孔を利用して、大深度の地層中に存在する地下水を、採水区間の環境を乱すことなく、被圧不活性状態で、効率よく採水する。【構成】 上部及び下部遮水パッカー12,14を有し側壁に排水ポート15を設けたケーシングパイプ10と、外周にインナーパッカーを有し前記ケーシングパイプ内に挿入するインナープローブ30と、その下端に装着する採水カプセル60を具備している。両遮水パッカーを膨張して採水区間を画定する。採水区間内の地下水をカプセル本体61に導き、ポンプ38によってインナープローブ外へ、更にケーシングパイプ外へ予備排水を行う。また地下水の一部を間隙水圧を利用して部分採水用の貯留槽35に導入し、拡張バルーン36に高圧流体を導入し拡張させて部分採水を行う。部分採水した水が地層水となった時点で採水カプセルの弁機構を駆動してカプセル本体を密閉状態とし採水する。
請求項(抜粋):
上部遮水パッカー及び下部遮水パッカーを有し側壁に排水ポートを設けたケーシングパイプと、下部外周にインナーパッカーを有し前記ケーシングパイプ内に挿入するインナープローブと、該インナープローブの下端に装着する採水カプセルを具備し、該採水カプセルは、前記上部及び下部遮水パッカー間の地下水の導入部と、それに連通するカプセル本体と、該カプセル本体を開閉自在の弁機構を備えており、前記インナープローブは、採水カプセルから立ち上がりポンプ及び弁を介してインナープローブ外に至る配管と、部分採水用の貯留槽と、前記採水カプセルから弁を介して前記貯留槽に至る配管と、該貯留槽内に設けた部分採水用の拡張バルーンと、前記貯留槽内から地上に達する配管と、前記拡張バルーンに高圧流体を導入する配管を備えている地下水採水装置。
IPC (2件):
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