特許
J-GLOBAL ID:200903023673070120

内燃機関のクランク角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266931
公開番号(公開出願番号):特開平11-107842
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の始動操作後に気筒判別を速やかに行うことができる内燃機関のクランク角検出装置を提供する。【解決手段】エンジン10のクランクシャフト15に一体回転可能に設けられたクランクロータ54aは、その回転方向における歯幅が相対的に長い長歯と相対的に短い短歯とからなる複数の歯をその外周に有する。クランクロータ54aは歯幅が異なる長歯及び短歯をその配列状態が異なるように配置した検知領域を4つ有する。クランクポジションセンサ54はECU40に対して各歯の歯幅に応じた信号を出力する。ECU40はクランクポジションセンサ54からの信号に基づいて、同センサ54の近傍を通過する歯がいずれも検知領域に属しているかを判定する。ECU40はこの判定結果とカムポジションセンサ60の出力信号とに基づいてクランク角を検出する。
請求項(抜粋):
4サイクル多気筒内燃機関のクランクシャフトに一体回転可能に設けられ、同クランクシャフトの回転方向に沿って複数の被検知部が配設されたクランクロータであって、前記クランクシャフトの回転方向における長さが異なる前記被検知部をその配列状態が異なるように配置した検知領域を複数有するクランクロータと、前記被検知部に対向可能に配設された検知体を含み、前記クランクロータの回転に伴って前記各検知領域における前記各被検知部が前記検知体近傍を通過したことを検知して同被検知部の前記長さに応じた異なるクランク角信号を出力するクランク角信号出力手段と、前記出力されたクランク角信号の出力状態を記憶する記憶手段と、前記内燃機関のカムシャフトが半回転する毎に異なるカム角信号を出力するカム角信号出力手段と、前記記憶されたクランク角信号の配列状態及び前記カム角信号に基づいて各気筒の行程に対応したクランク角を検出するクランク角検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のクランク角検出装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  G01B 7/30 101 ,  G01D 5/245 ,  G01D 11/30
FI (5件):
F02D 45/00 362 S ,  F02D 45/00 362 E ,  G01B 7/30 101 B ,  G01D 5/245 H ,  G01D 11/30 S

前のページに戻る