特許
J-GLOBAL ID:200903023679062862

プロピレン系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204645
公開番号(公開出願番号):特開2000-095808
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 溶融張力が高く、成形加工性に優れ、特に大型ブロー成形や厚物発泡体などの成形に好適に用いられるプロピレン系重合体を、安価に、かつ効率よく製造する方法を提供すること。【解決手段】 特定のメタロセン系重合触媒の存在下、プロピレンを単独重合またはエチレン及び炭素数4〜20のα-オレフィンからなる群から選ばれた1種以上のモノマーと共重合させて、温度230°Cにおいて測定した溶融張力MS(g)とテトラリン溶媒中、温度135°Cにおいて測定した極限粘度〔η〕(デシリットル/g)とが、式(I) logMS≧3.17×log〔η〕-0.68 (I)の関係を満たし、かつ極限粘度〔η〕が0.1〜15.0デシリットル/gのプロピレン系重合体を製造する。
請求項(抜粋):
(A)インデニル骨格を有する周期律表4族の遷移金属化合物の中から選ばれた少なくとも二種と、(B)(B-1)アルミニウムオキシ化合物及び(B-2)上記遷移金属化合物と反応してカチオンに変換しうるイオン性化合物の中から選ばれた少なくとも一種とを含有してなる重合触媒の存在下、プロピレンを単独重合またはエチレン及び炭素数4〜20のα-オレフィンからなる群から選ばれた1種以上のモノマーと共重合させることを特徴とする、温度230°Cにおいて測定した溶融張力MS(g)とテトラリン溶媒中、温度135°Cにおいて測定した極限粘度〔η〕(デシリットル/g)とが、式(I) logMS≧3.17×log〔η〕-0.68 (I)の関係を満たし、かつ極限粘度〔η〕が0.1〜15.0デシリットル/gの範囲にあるプロピレン系重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/06

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