特許
J-GLOBAL ID:200903023691716606

広口瓶用のキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351938
公開番号(公開出願番号):特開平9-175546
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 瓶口を安全に且つ再封可能に開封でき、かつ、ガラス資源のリサイクル化にとって好適な広口瓶用のキャップを提供する。【解決手段】 軟質合成樹脂製の下蓋4が、瓶口内周面に密接される周壁6と、瓶口閉止用の山形天板7と、瓶口天面2aに着座する外周フランジ8と、口部外面に相対峙する筒状部材9と、瓶口係止部1に対する係止部材10と、脆弱な被破断部11を介して筒状部材9に連設されたスカート12とから成り、合成樹脂製の上蓋5が、上蓋天板14と、下蓋4の嵌合凹部Bに差し込まれる上蓋周壁15と、下蓋係止部16に対する係止部材17と、フランジ押圧部材18と、天板押圧部材19とから成り、瓶口封着下において、外周フランジ8をフランジ押圧部材18と瓶口天面2aとで挟着し、かつ、天板押圧部材19によって山形天板7の頂点部を押圧させるようにしてある。
請求項(抜粋):
外周部に環状の係止部が形成された広口瓶用のキャップであって、瓶口に弾性的に嵌着される軟質合成樹脂製の下蓋と、この下蓋に嵌合保持される合成樹脂製の上蓋とから成り、前記下蓋が、縮径方向に弾性変形して瓶口の内周面に密接される周壁と、この周壁の内周面に連設されて瓶口を閉止する縦断面形状が山形の天板と、周壁の上端から外方に向けて延設されて瓶口の天面に着座する外周フランジと、この外周フランジの周縁部から垂下されて口部外面に相対峙する筒状部材と、この筒状部材の内面側に膨出されて瓶口の環状係止部に下方から係止する係止部材と、脆弱な被破断部を介して前記筒状部材の下端側に連設され且つ周方向の一部には破断開始部が形成されて、前記筒状部材との間に上蓋嵌合凹部を形成する筒状のスカートとから構成され、前記上蓋が、上蓋天板の周縁部から垂下されて前記下蓋の嵌合凹部に差し込まれる上蓋周壁と、この周壁の外周面に膨出されて前記スカートの係止部に下方から係止する上蓋係止部材と、上蓋天板から垂下されて外周フランジに相対峙するフランジ押圧部材と、上蓋天板から垂下されて前記山形天板の頂点部に相対峙する天板押圧部材とから構成され、かつ、前記嵌合凹部内への上蓋の嵌合係止下において、前記フランジ押圧部材と瓶口天面とによって外周フランジを挟着させると共に、前記天板押圧部材によって前記山形天板の頂点部を押圧させるようにしてあることを特徴とする広口瓶用のキャップ。

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