特許
J-GLOBAL ID:200903023691953349

非線形歪補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-339676
公開番号(公開出願番号):特開平11-177470
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 無線通信システムの通信機において、直交変調部などの線形性が低下した場合にも、送信系で発生する非線形歪を高精度に補償する手段を提供することを目的とする。【解決手段】 パワー計算部102、直交変調部の非線形歪補償用の第1の参照テーブル104、増幅器の非線形歪補償用の第2の参照テーブル106、補償係数計算部108、非線形歪補償部110を設け、送信直交ベースバンド信号101の振幅値103により第1及び第2の参照テーブル104と106を参照し、補償係数計算部108で非線形歪補償係数105と107を合成し、送信直交ベースバンド信号101と、合成で得た非線形歪補償係数109との複素積を非線形歪補償部110で行うことで、直交変調部112の線形性が確保できない場合においても高精度な送信系の非線形歪補償を実現することができる。
請求項(抜粋):
無線通信システムの通信機に備えられ、送信直交ベースバンド信号から、送信信号のパワー値を計算により求めるパワー計算部と、前記パワー値を用いて送信系の直交変調部の非線形歪補償係数を決定する直交変調部補償係数決定手段と、前記パワー値を用いて送信系の最終段の増幅器の非線形歪補償係数を決定する増幅器補償係数決定手段と、前記直交変調部の非線形歪補償係数と前記増幅器の非線形歪補償係数とから送信系の非線形歪補償係数を求める補償係数計算部と、前記送信系の非線形歪補償係数を用いて前記送信直交ベースバンド信号の非線形歪補償を行う非線形歪補償部と、前記非線形歪補償を行った直交ベースバンド信号を直交変調する直交変調部と、前記直交変調を行った変調信号を増幅する増幅器とを具備することを特徴とする非線形歪補償装置。
IPC (3件):
H04B 7/005 ,  H03F 1/32 ,  H04L 27/01
FI (3件):
H04B 7/005 ,  H03F 1/32 ,  H04L 27/00 K

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