特許
J-GLOBAL ID:200903023697155380

金属リングの周長補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288277
公開番号(公開出願番号):特開2001-105050
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】金属リングの周長を容易かつ確実に、所望の周長となるように補正でき、歩留りを向上できる周長補正方法を提供する。【解決手段】駆動ローラ2、従動ローラ3及び矯正ローラ4とに金属リングWを掛け回す。駆動ローラ2及び従動ローラ3を所定の間隔に保持する。矯正ローラ4を、駆動ローラ2及び従動ローラ3の変位方向と直交し且つ金属リングWを延引する方向に、金属リングWの周長の基準値に対して所定の変位量で変位させ、金属リングWの周長を補正する。駆動ローラ2及び従動ローラ3で緊張させた状態で、金属リングWの周長の実寸を求める。周長の実寸を金属リングWの周長の基準値と比較して両者の差を求める。周長の実寸と基準値との差に応じて、矯正ローラ4の変位量を補正する。矯正ローラ4は、補正された前記変位量を所定時間保持する。
請求項(抜粋):
相対的に互いに離間する方向に変位可能な駆動ローラ及び従動ローラと、該駆動ローラ及び従動ローラの中間位置で該駆動ローラ及び従動ローラの変位方向と直交する方向に変位可能な矯正ローラとに金属リングを掛け回し、該駆動ローラ及び従動ローラを所定の間隔に保持すると共に、該矯正ローラを該駆動ローラ及び従動ローラの変位方向と直交し且つ該金属リングを延引する方向に、該金属リングの周長の基準値に対して所定の変位量で変位させ、該金属リングの周長を補正する周長補正方法であって、前記駆動ローラ、従動ローラ及び矯正ローラに掛け回された前記金属リングを、該駆動ローラ及び従動ローラを所定の力で相対的に互いに離間する方向に変位させ、該駆動ローラ及び従動ローラで緊張させた状態で該金属リングの周長の実寸を求める工程と、前記金属リングの周長の実寸を該金属リングの周長の基準値と比較して両者の差を求める工程と、前記金属リングの周長の実寸と前記基準値との差に応じて、前記矯正ローラの変位量を補正する工程とを備えることを特徴とする金属リングの周長補正方法。

前のページに戻る