特許
J-GLOBAL ID:200903023705063899

周波数分割多重信号受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097412
公開番号(公開出願番号):特開平8-228189
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、周波数ジッタの少ないサンプルクロック情報を受信し、位相同期すべき信号周波数に安定で、かつ、広範囲の周波数範囲に亘って同期したクロック情報を得ることができる周波数分割多重信号受信装置を提供することにある。【構成】 BPF42はキャリア抽出及び直交復調器24内の乗算器36の出力信号からパイロット周波数成分を濾波する。乗算器46はBPF42及び45の出力信号をそれぞれ乗算する。BPF42及び45はそれぞれ同一の通過周波数特性と位相特性とを有する。乗算器36よりBPF42を介して取り出された実数部出力信号中に含まれる連続するパイロット信号に位相同期した信号が、分周比可変回路43から取り出されるように分周比可変回路43の分周比が可変制御され、分周比可変回路43の出力信号はサンプルクロックとして出力される。
請求項(抜粋):
多値変調されたディジタル情報を伝送する複数の搬送波と前記ディジタル情報のサンプルクロック周波数と整数比関係にある一定周波数のパイロット信号を伝送する少なくとも一の搬送波とが周波数分割多重された周波数分割多重信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記周波数分割多重信号から前記パイロット信号周波数成分を分離抽出する第1のフィルタ回路と、制御電圧に応じた周波数の信号を発振出力する電圧制御発振手段と、前記電圧制御発振手段の出力信号から前記パイロット信号と同じ周波数成分を分離抽出する第2のフィルタ回路と、前記第1及び第2のフィルタ回路の両出力信号を乗算して位相誤差信号を得る位相比較手段と、前記位相誤差信号に基づいて前記制御電圧を発生して前記電圧制御発振手段に供給し、その出力発振周波数を可変する制御電圧発生手段と、前記電圧制御発振手段の出力信号をクロック信号として、前記受信手段により受信された前記周波数分割多重信号を復調する復調手段とを有することを特徴とする周波数分割多重信号受信装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04J 1/00 ,  H04L 27/38
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04J 1/00 ,  H04L 27/00 G

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