特許
J-GLOBAL ID:200903023705604679

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333453
公開番号(公開出願番号):特開平7-189527
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は動吸振器が構造物を加振しているかどうかを自己診断できるよう構成した制振装置を提供することを目的とする。【構成】 制振装置1は、ビル2の屋上に設置された動吸振器3が制御装置4からの制御信号により制振動作してビル2の水平方向の振動を制振する。演算装置22は、LQ制御演算や自己診断を行うCPU25と、各プログラムを記憶する記憶装置27とよりなる。記憶装置27には、速度指令信号の波形とビル2の最上階(屋上)の変位信号の波形とを比較する波形比較プログラムと、速度指令信号の波形がセンサ145 からの変位信号の波形に対し逆相(180°の位相差)であるとき、動吸振器3がビル2を加振していると判定し、動吸振器3のモータ8を停止させる加振判定プログラムと、が格納されている。
請求項(抜粋):
構造物の振動を検出するセンサから出力された検出信号に基づいて駆動信号を生成する演算手段を有し、該演算手段から出力された駆動信号に応じてアクチュエータを駆動して付加質量を移動させ、該構造物の振動を制振する制振装置において、前記構造物の振動方向を検出するための振動方向検出手段と、前記付加質量の移動方向を検出するための移動方向検出手段と、前記振動方向検出手段により検出された振動方向に対し、前記移動方向検出手段により検出された移動方向が逆方向である場合には、前記アクチュエータが前記構造物を加振していると判断し、前記アクチュエータを停止させる加振判定手段と、を備えてなることを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-316739
  • 特開平2-221725

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