特許
J-GLOBAL ID:200903023711830931

シンボルクロック制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-175608
公開番号(公開出願番号):特開平8-046659
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 従来のシンボルクロック抽出回路では伝送信号がマルチキャリア方式になると、キャリアの数に比例して演算量が増加する。そこで、マルチキャリア方式ではキャリアの数に影響しないシンボルクロック抽出方式が有効な手段となる。【構成】 受信信号の電力成分と、予め受信側で用意したパイロット信号成分との相互相関を求めることにより、受信信号からパイロット信号のタイミングを求め、これに同期したシンボルクロック信号を得る。【効果】 キャリアの数が増えても演算処理方式には影響がないためシングルキャリア方式の時と同じ演算量で処理を行うことができる。
請求項(抜粋):
送信側でパイロット信号を周期的に時分割でデータ信号系列へ挿入した二つ以上からなるベースバンド信号をマルチキャリア変調した信号を受信信号として受信する受信機において、時間的に連続な前記受信信号とサンプリングクロック信号を受けて前記受信信号を前記サンプリングクロック信号に同期してサンプルし離散受信信号として出力するサンプラーと、前記サンプラーの出力信号と前記サンプルクロック信号を入力し前記サンプルクロック信号に同期して前記サンプラー出力信号の2乗値を求め出力する電力演算器と、前記サンプルクロック信号を受けて前記パイロット信号と同じ信号の離散電力値を出力する基準パイロット信号発生器と、前記電力演算器の出力信号と前記基準パイロット信号生成器の出力信号と前記サンプルクロック信号を受けて前記電力演算器の出力信号と前記基準パイロット信号生成器の出力信号との相互相関を求め出力する相互相関器と、前記相互相関器の出力信号とパイロットクロック信号と前記サンプルクロック信号を受けて、前記パイロットクロック信号の1周期内において前記相互相関器の出力信号の中で相互相関の最も高い時間的位置を検出し前記パイロットクロック信号との位相ずれ信号を出力する最大部検出器と、前記最大部検出器の出力信号を受けて、前記最大部検出器の位相ずれ信号が0になるように前記パイロットクロック信号と前記サンプルクロック信号を出力すると共に前記受信信号のボーレートに同期したシンボルクロック信号を外部へ出力するクロック生成器からなることを特徴とするシンボルクロック制御装置。
IPC (3件):
H04L 27/26 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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