特許

J-GLOBAL ID：200903023713313187

無線通信装置

発明者： 吉田 英司
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-177626
公開番号（公開出願番号）：特開平10-023515
出願日： 1996年07月08日
公開日（公表日）： 1998年01月23日
要約：

【要約】【課題】 子機間直接通信を行っているとき、通信距離が増加しても、子機間の継続的通信が可能で、ユーザが通信切り換えを行う煩雑な手動操作が不要である無線通信装置を提供することを目的とする。【解決手段】 子機1は、子機間直接通信モードと親機を介した子機間通信モードとのうち通信品質の良好なモードを選択するモード切換え要求部108と、上記良好なモードへの通信モード切換えを行う子機シーケンス制御部110とを有し、親機2は、同時に2チャネル以上の送受信が可能な送受信部209と、空きチャネル番号を出力するチャネルスキャン部207と、子機1からのモード切り換え要求を検出した時、空きチャネル番号に従って、通信品質の良好なモードへの通信モード切換えを行う親機シーケンス制御部208とを有することにより、通信距離が増加しても子機間の継続的通信が可能な無線通信装置が得られる。

請求項（抜粋）：

家庭内等に設置される自営基地局である親機と、公衆基地局および前記親機の双方と無線回線を介して通信可能な移動局である子機とを有する無線通信装置であって、前記子機は、前記親機の受信信号品質と子機間直接通信の相手となる子機である相手側子機の受信信号品質とを比較し、子機間直接通信モードまたは前記親機を介した子機間通信モードのいずれか通信品質の良好なモードを選択して切り換え要求信号を出力するモード切り換え要求部と、前記切り換え要求信号に基づいて前記通信品質の良好なモードへの通信モード切り換えを行う子機シーケンス制御部とを有し、前記親機は、同時に2チャネル以上の送受信が可能な送受信部と、空きチャネルの検索を行って空きチャネル番号を出力するチャネルスキャン部と、前記子機からのモード切り換え要求信号を検出したとき、前記空きチャネル番号に従って、前記通信品質の良好なモードへの通信モード切り換えを行う親機シーケンス制御部とを有する無線通信装置。