特許
J-GLOBAL ID:200903023719466430

被削性に優れ熱処理変寸が小さい工具鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-110731
公開番号(公開出願番号):特開2001-294974
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 被削性に優れ熱処理変寸が小さい工具鋼を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.55〜0.75%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.1〜1.2%、Cr:6.8〜8.0%、MoまたはWの1種または2種を(Mo+1/2W):1.0%未満、V:1.0%以下、S:0.2%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、断面組織中に占める面積20μm2以上の炭化物の面積率が3%以下の工具鋼であって、断面組織、具体的には焼入れ後の断面組織における円相当径0.3μm以上の炭化物の数が1mm2あたり40000個以上かつ、その16000μm2の断面組織範囲×10ヶ所での標準偏差/平均が0.3以下の工具鋼である。Ca:100ppm以下、Ni:1.0%以下を含有してもよい。そして、上記組成を有する鋳塊または熱間加工後の鋼片に対し、1100〜1280°Cの範囲でソーキングを行う工具鋼の製造方法である。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.55〜0.75%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.1〜1.2%、Cr:6.8〜8.0%、MoまたはWの1種または2種を(Mo+1/2W):1.0%未満、V:1.0%以下、S:0.2%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、断面組織中に占める面積20μm2以上の炭化物の面積率が3%以下の工具鋼であって、断面組織における円相当径0.3μm以上の炭化物の数が1mm2あたり40000個以上かつ、その16000μm2の断面組織範囲×10ヶ所での標準偏差/平均が0.3以下であることを特徴とする被削性に優れ熱処理変寸が小さい工具鋼。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 6/00 101 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/46
FI (6件):
C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/00 301 M ,  C21D 6/00 101 K ,  C21D 6/00 101 L ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/46

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