特許
J-GLOBAL ID:200903023730048446
大入熱溶接熱影響部靱性の優れた低温用鋼材の製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078392
公開番号(公開出願番号):特開平6-293934
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 大入熱溶接の溶接熱影響部において、低温靱性の優れた鋼材の製造方法を得る。【構成】 溶存酸素量を調整した溶鋼をTiで脱酸した後にAlを添加し、C,Si,Mn,P,S,Nを特定量とした溶鋼を鋳造後圧延することにより析出物を増加させ、大入熱溶接熱影響部の組織を微細化することにより靱性を向上させる。【効果】 大入熱溶接の溶接熱影響部において、-80°Cでのシャルピー衝撃試験において50J以上および-50°CでのCTOD試験において限界COD値0.1mm以上の優れた靱性を示す鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
溶存酸素量を20〜100ppmに調整した溶鋼中に最終含有量が0.005〜0.020%となるTiを添加して脱酸した後、5分以内に最終含有量として0.005〜0.030%となるAlを添加し、その他の成分組成が重量%で、C :0.03〜0.09%Si:≦0.50%Mn:0.50〜1.80%P :≦0.020%S :0.0010〜0.0050%N :0.0020〜0.0060%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる溶鋼を鋳造後圧延することを特徴とする大入熱溶接熱影響部靱性の優れた低温用鋼材の製造方法
IPC (2件):
C22C 33/04
, C22C 38/00 301
引用特許:
前のページに戻る