特許
J-GLOBAL ID:200903023731170784

水位センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132658
公開番号(公開出願番号):特開平11-311562
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 温度や湿度などが変動しても正確な水位測定ができる単純な構造の水位センサを提供する。【解決手段】 絶縁材料から構成され、内部に液体が侵入する空洞部31を有する管状構造体30を用意する。その中心軸10上に所定間隔をおいて複数の観測点Q1〜Q7を定義する(便宜上、図の左方に示す)。管状構造体30の表面に、7組の電極対P1〜P7を形成する。各電極対P1〜P7は、空洞部31を挟んで対向する位置に形成された電極層E1a〜E7aおよびE1b〜E7bによって構成される。第i番目の電極対Piの電極間容量値は、観測点Qiの位置に液体が存在するか否かで大きく変化するので、各電極対P1〜P7についての静電容量を電気的に測定することにより、どの観測点位置までが液体で満たされているかを認識することができ、観測点の配置間隔の精度で水位測定を行うことができる。
請求項(抜粋):
所定の基準位置から液面に至るまでの水位を測定する水位センサにおいて、低水位側から高水位側に向かう基準線に沿って所定間隔で順に定義された複数n個の観測点位置に配置されたn組の電極対と、前記n組の電極対の各電極間容量値が所定の基準値を越えたか否かを判定するn個の判定手段と、前記n個の判定手段のうち、第1番目の判定手段から第i番目の判定手段までが、基準値を越えた旨の判定結果を示したときに、第i番目の観測点の位置を水位として出力する水位出力手段と、を備えることを特徴とする水位センサ。

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