特許
J-GLOBAL ID:200903023737580186

故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280077
公開番号(公開出願番号):特開平9-119337
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 車両の運転状態を総合的に示すモニタデータである空燃比制御値に対して、判定基準外になっているかチェックし、その発生回数と、基準外発生後の不具合現象の発生回数の相関関係から異常を検出表示する故障診断装置を提供する。【解決手段】 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、空燃比制御値を記憶する空燃比制御値記憶手段と、車両の運転状態をもとに制御値を判定する条件の成立を判定する判定条件成立判定手段と、制御値データの良否判定を行う空燃比制御値判定手段と、エンジン回転数の変化を判断する回転数変化検出手段と、信号が出力された回数をカウントし記憶する診断データ記憶手段と、制御値異常の発生回数と不具合現象の発生回数とを分析する診断データ分析手段と、制御値異常の原因を記憶する原因記憶手段と、記憶された原因データを読みだし表示する診断結果表示手段を備える。
請求項(抜粋):
車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段で検出された空燃比制御値を記憶する空燃比制御値記憶手段と、前記運転状態検出手段の出力信号に基づき、空燃比制御値を判定するために予め決められた条件が成立したかどうか判断し、成立したと判断した場合に任意の信号を出力する判定条件成立判定手段と、前記判定条件成立判定手段より任意の信号が出力された場合に、前記空燃比制御値記憶手段に記憶された制御値データを読みだして、予め決められた判定基準と比較して良否判定を行い、異常と判定された場合に任意の信号を出力する空燃比制御値判定手段と、前記空燃比制御値判定手段より任意の信号が出力された場合に、前記運転状態検出手段から検出されたエンジン回転数の状態を予め決められた期間監視し、その期間内にエンジン回転数が予め決められたレベル以下となった場合に不具合現象が発生したと判断し、任意の信号を出力する回転数変化検出手段と、前記空燃比制御値判定手段と前記回転数変化検出手段より任意の信号が出力された場合に、それぞれの信号が出力された回数をカウントし記憶する診断データ記憶手段と、前記診断データ記憶手段に記憶された回数データを読みだし、空燃比制御値異常の発生回数と不具合現象の発生回数の比を算出し、予め決められた値以上となった場合に任意の信号を出力する診断データ分析手段と、空燃比制御値異常の原因を記憶する原因記憶手段と、前記診断データ分析手段より任意の信号が出力された場合に、前記原因記憶手段に記憶された原因データを読みだして表示する診断結果表示手段を備えることを特徴とする故障診断装置。

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