特許
J-GLOBAL ID:200903023739086650
排ガス中の二酸化炭素の回収システムおよび回収方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-216800
公開番号(公開出願番号):特開2006-035059
出願日: 2004年07月26日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】発電用ボイラーのスチームを多量に使用することなく、アルカリ溶液を再生でき、吸収装置と再生装置とにアルカリ溶液をそれぞれ個々に独立した還流ラインで循環可能な排ガス中の二酸化炭素の回収システムおよび回収方法を提供すること目的とする。【解決手段】吸収塔100のアルカリ溶液排出口101から排出されるアルカリ溶液をアルカリ溶液導入口102に還流させ、二酸化炭素などを吸収するアルカリ溶液還流経路と、再生塔110の再生アルカリ溶液排出口111から排出される再生されたアルカリ溶液をアルカリ溶液噴出口112に還流させ、二酸化炭素を放出させてアルカリ溶液を再生するアルカリ溶液還流経路とを別個に独立して設けられている。これによって、それぞれのアルカリ溶液還流経路を流れるアルカリ溶液の流量などを個々に設定することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
排ガス導入口、アルカリ溶液導入口、残り排ガス排出口およびアルカリ溶液排出口を備え、前記排ガス導入口から導入された排ガスと前記アルカリ溶液導入口から導入されたアルカリ溶液とを気液接触させて前記アルカリ溶液に前記排ガス中の二酸化炭素を吸収させる吸収装置と、
アルカリ溶液噴出口、再生アルカリ溶液排出口および二酸化炭素取出口を備え、前記二酸化炭素を吸収したアルカリ溶液から二酸化炭素を放出させて前記アルカリ溶液を再生する再生装置と、
前記吸収装置のアルカリ溶液排出口から排出されるアルカリ溶液を前記アルカリ溶液導入口に還流させる第1のアルカリ溶液還流ラインと、
前記再生装置の再生アルカリ溶液排出口から排出される再生されたアルカリ溶液を前記アルカリ溶液噴出口に還流させる第2のアルカリ溶液還流ラインと、
前記第1のアルカリ溶液還流ラインおよび前記第2のアルカリ溶液還流ラインのいずれかに、アルカリ溶液の還流ラインを切り替えることで介在可能な複数の分割槽から構成される貯留槽と
を具備することを特徴とする排ガス中の二酸化炭素の回収システム。
IPC (4件):
B01D 53/62
, B01D 19/00
, B01D 53/14
, C01B 31/20
FI (4件):
B01D53/34 135Z
, B01D19/00 101
, B01D53/14 103
, C01B31/20 B
Fターム (26件):
4D002AA09
, 4D002AC01
, 4D002AC04
, 4D002AC10
, 4D002BA02
, 4D002CA07
, 4D002DA02
, 4D002DA03
, 4D002DA16
, 4D002DA31
, 4D002EA08
, 4D011AA16
, 4D011AB01
, 4D011AD03
, 4D020AA03
, 4D020BA01
, 4D020BA09
, 4D020BA16
, 4D020BB03
, 4D020BC02
, 4D020CB08
, 4D020CC12
, 4G146JA02
, 4G146JB09
, 4G146JC29
, 4G146JC39
引用特許:
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