特許
J-GLOBAL ID:200903023743771015
介護用保存調整食品の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039647
公開番号(公開出願番号):特開平11-221029
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 被介護者の咀嚼困難や嚥下困難にも対応可能であって、かつ食品素材本来の食感を失なわず、長期常温保存も可能な介護用保存調整食品の製造方法を提供する。【解決手段】 食品素材1a〜cを大きさ3ミリ内外にほぼ均一に細断ないし細砕したもの2a〜cに加熱滅菌H、軟質化処理S、下味付け処理Tをし、これに増粘食材2dで被覆したものを、充填容器3に注置の調味液4中に浸置したのち、充填密封空間Vより空気Aを抜き、真空化の後不活性ガス5を充填して密封フィルム6で密封する。これらの工程を滅菌加工空間8で行った後、圧力調整槽9内で経時的に比較的低加熱温度で複数回加熱殺菌したものの密封フィルム6の外表面に、食材名等を付したフィルム破損防止シール7を貼着する。
請求項(抜粋):
滅菌処理をした調理ないし加工済の調整食品を、ガス非透過性合成樹脂製食品容器に充填し、該食品容器上縁部にシール状密封フィルムを貼着して充填密封包装し、提供時に常温にて、ないしは電磁調理器等の加熱手段を用い再加熱したのち、上記密封フィルムを開封して被介護者に提供される介護用保存調整食品において、第1段階として、調整食品の構成素材である固形部分の大きさを3ミリ内外以下ほぼ均一の大きさに細断もしくは細砕し、これに加熱調理ないし下味付け処理及び滅菌処理をした後、第2段階として、充填容器に調味液を注置し、該調味液中に第1段階で細断ないし細砕した固形部分を浸置するか、或いは調味液と固形部分とを混和したものを充填容器に注置し、第3段階として、充填容器内空間を真空化し不活性ガスをこれに充填しつつ密封包装し、滅菌加工空間中にて上記第1段階より第3段階の工程を行い、更に第4段階として、第3段階で製造されたものを密封のまま、圧力調整空間内にて、経時的に比較的低加熱温度で複数回加熱殺菌したことを特徴とする介護用保存調整食品の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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