特許

J-GLOBAL ID：200903023745538857

建材等用炭化素材、およびその製造方法

発明者： 川崎 裕
出願人/特許権者： ニツセキハウス工業株式会社
代理人 (1件)： 佐々木 實
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-165229
公開番号（公開出願番号）：特開2001-342688
出願日： 2000年06月01日
公開日（公表日）： 2001年12月14日
要約：

【要約】【課題】 古紙、あるいは廃材や樹皮、農産副次物である籾殻や藁等といったセルロース系繊維体を容易く原材料とすることが可能であって、しかも極めて安価且つ効率的に生産することができる、新規な構造からなる建材等用炭化素材、およびそのための新規な製造方法を提供しようとするものである。【解決手段】燐酸等の燐化合物か、その混合物かの何れかから成る添加液を含浸状としたセルロース系繊維体を、活性雰囲気下、略65°Cないし400°C程度、望ましくは略80°Cないし300°C程度の温度範囲内であって、添加液濃度に応じた所要時間だけ加熱処理し、加熱または火炎による可燃性ガス発生を抑制しながら脱水、炭化を促進して炭化残渣を増加させ、少なくとも重量減少率40%強に達しさせた炭化素材としてなる建材等用炭化素材 である。

請求項（抜粋）：

燐酸等の燐化合物か、燐化合物と硫酸、硫酸アンモニウム、硼酸、またはそれらの誘導体の何れか一つあるいは二つ以上との混合物かの何れかから成る添加液を含浸状としたセルロース系繊維体を、活性雰囲気下、略65°Cないし400°C程度、望ましくは略80°Cないし300°C程度の温度範囲内であって、添加液濃度に応じた所要時間だけ加熱処理し、加熱または火炎による可燃性ガス発生を抑制しながら脱水、炭化を促進して炭化残渣を増加させ、少なくとも重量減少率40%強に達しさせた炭化素材としてなるものとしたことを特徴とする建材等用炭化素材。

IPC (5件)：

E04B 1/64 ,  D21H 19/10 ,  D21H 25/06 ,  D21H 27/00 ,  E04B 1/72

FI (5件)：

E04B 1/64 D ,  D21H 19/10 A ,  D21H 25/06 ,  D21H 27/00 C ,  E04B 1/72

Fターム (26件)：

2E001DB03 ,  2E001DD01 ,  2E001DE01 ,  2E001DF04 ,  2E001DH14 ,  2E001DH21 ,  2E001GA24 ,  2E001JC03 ,  2E001JC09 ,  4L055AA01 ,  4L055AA11 ,  4L055AG04 ,  4L055AG06 ,  4L055AG08 ,  4L055AH50 ,  4L055BE10 ,  4L055BE11 ,  4L055BE20 ,  4L055BF05 ,  4L055EA19 ,  4L055EA20 ,  4L055FA11 ,  4L055FA16 ,  4L055FA20 ,  4L055GA21 ,  4L055GA24

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭54-028291
  
• 特開昭54-028291
  
• 特開昭51-062196
  
• 特開昭51-062196